私の心だきよくなれ

出演者
福井 誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 病気のとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2025.06.09
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 8章2~3節
放送日
2025.06.09

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。しばらくぶりですが、リスナーの皆様、お変わりございませんか。今週一週間は、私が担当しますので、新約聖書のマタイの福音書から共に読んでまいりましょう。今日は、マタイの福音書8章から「私の心だきよくなれ」と題してお話しをいたします。では、8章2~3節。

すると見よ。ツァラアトに冒された人がみもとに来て、イエスに向かってひれ伏し、「主よ、お心一つで私をきよくすることがおできになります」と言った。イエスは手を伸ばして彼にさわり、「わたしの心だ。きよくなれ」と言われた。すると、すぐに彼のツァラアトはきよめられた。

皆さんは、誰かに理解されていないように感じたり、自分の居場所が見つからないと悩んだりすることはありませんか。仕事や家庭で変化が重なったとき、そんな重い気持ちになることがあるかもしれません。今日は、古代イスラエルの社会で隔離され、苦悩と孤独の中にいた人の素晴らしい出会いについてお話しましょう。
その人はツァラアトという病気に冒されていました。ツァラアトは皮膚に異常が生じる病で、古代では「汚れた者」として社会から隔離されていました。その差別的な扱いに痛み、苦しんでいたある日、彼はイエスに出会い、助けを求めるのです。
するとイエスはその人に近づき、直接触れて「あなたの信じるとおり、きよくなれ」と語りかけ、その病を癒されたのです。当時の社会ではツァラアトの人に近づいたり、触れたりすることなど考えられないことでした。驚きの声が上がる中で、救い主イエスは、その人を暖かく社会の輪の中に引き戻してくださったのです。それは象徴的な行動です。つまり神は、どのような人も見捨てず、助けてくださるお方であることを伝えています。大切なのは、この人のように、信仰を持って神に呼びかけることでしょう。あなたを大事に思っておられる神がおられるのです。

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