本当のあなたの姿2
- 出演者
- 大嶋重徳
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 不安や恐れを感じているとき
- 孤独や悲しみを覚えるとき
もっと詳しく見る
- アップロード日
- 2025.04.08
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] ルカの福音書 8章
- 放送日
- 2025.04.08
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。私の担当する今週は聖書のルカ福音書8章から学んでいます。墓場に住む悪霊に憑かれた男性の側に、イエス・キリストが来られました。イエス様がガリラヤ湖を渡って、陸に上がられると、悪霊につかれている人がイエス様を出迎えました。彼は墓場に住む自分の生活から抜け出したくって、イエス様に救いを求めたのでしょうか。いや、そうではありませんでした。彼はイエス様を見ると大声でこう言います。「いと高き神の子イエスよ、私とあなたに何の関係があるのですか。お願いです。私を苦しめないでください」彼に取り憑いた悪霊は「神の存在は自分を苦しめるものだ」と思わせていました。「神が私に何かしようとすることは、私を苦しめることに違いない」
悪霊は神に対する誤解を作り出します。「神を信じるなどくだらない、愚かな行為じゃないか。神様に支配されちゃうよ。神の思い通りにされてしまいますよ」と励ますのです。「見てみろ。神を信じて息苦しい生き方をあの人たちはしているじゃないか」
しかし神を信じることとは、自分を苦しめるようなものなのでしょうか。そうではない筈です。むしろ自由へと解き放たれていくことです。人の目を気にしていたところから、人のことばに左右されていたところから、自分に向けられる神の愛と眼差しと、神のことばを信頼して生きていく。しかし人間は罪を持っていて、神のことばにしたがって生きていくよりも、自分のことばにしたがって生きていきたいと思うようになりました。罪とは第一に「神を神としない」ことです。「あなたに何の関係があるのか」と神に言うのです。そこには「自分が自分の人生の神でいようとする」という思いがあります。そして反発が生まれてきます。「クリスチャンになんかになると堅苦しい生き方になるよ」と思わされていく。神への警戒心が生まれ、神への不信が生まれ、神への無関心が生まれるのです。
しかしイエス・キリストは、そんな彼に近づいていかれ、声をかけられます。「私はあなたと関係がある」、あなたがいる場所はそこではない。悪霊と一緒にいるあなたが本当のあなたではない。あなたが居るべき本当の場所は、「私の側だ」。では私たちの本当の姿とは一体、どのような姿なのでしょうか。
悪霊は神に対する誤解を作り出します。「神を信じるなどくだらない、愚かな行為じゃないか。神様に支配されちゃうよ。神の思い通りにされてしまいますよ」と励ますのです。「見てみろ。神を信じて息苦しい生き方をあの人たちはしているじゃないか」
しかし神を信じることとは、自分を苦しめるようなものなのでしょうか。そうではない筈です。むしろ自由へと解き放たれていくことです。人の目を気にしていたところから、人のことばに左右されていたところから、自分に向けられる神の愛と眼差しと、神のことばを信頼して生きていく。しかし人間は罪を持っていて、神のことばにしたがって生きていくよりも、自分のことばにしたがって生きていきたいと思うようになりました。罪とは第一に「神を神としない」ことです。「あなたに何の関係があるのか」と神に言うのです。そこには「自分が自分の人生の神でいようとする」という思いがあります。そして反発が生まれてきます。「クリスチャンになんかになると堅苦しい生き方になるよ」と思わされていく。神への警戒心が生まれ、神への不信が生まれ、神への無関心が生まれるのです。
しかしイエス・キリストは、そんな彼に近づいていかれ、声をかけられます。「私はあなたと関係がある」、あなたがいる場所はそこではない。悪霊と一緒にいるあなたが本当のあなたではない。あなたが居るべき本当の場所は、「私の側だ」。では私たちの本当の姿とは一体、どのような姿なのでしょうか。
コメント
番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。