神の言が根をおろす

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2025.03.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 8章37~46節
放送日
2025.03.19

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「神の言が根をおろす」という題でお話しましょう。私たちはこの世に生まれますと、ことばの世界の中に置かれます。祖父母や父や母、そして兄弟、やがて学校の先生や友だち、そして多くの人々のことばに接することになります。そして、ことばが私たちの人格、性格、そして文化や習慣、生き方を形作っていくのではないでしょうか。ですから、「人はパンだけで生きるものではなく、神のことばによって生きるのである」と言われたイエス様のことばは真実です。今日はヨハネの福音書の8章37節からです。
さて、ユダヤ人たちは、「われらの先祖はアブラハム」と誇りに思っていました。アブラハムは父なる神様のことばの約束を信じて従い、すべての国民に祝福をもたらす人となりました。その先祖を誇りとする人々が神の子イエス様を殺そうとしていたのです。イエス様のことばが彼ら心の中に根を下ろすことはありませんでした。神のことばやイエス・キリストのことばというこの種は、彼らの心に蒔かれましたが、悪魔と言うカラスが飛んできて食べてしまったようなのです。
そこでイエス様はこう続けて言いました。「わたしは、わたしの父、神のもとで見たことを語っているが、あなたがたは自分の父、悪魔から聞いたことを行っている。あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望通りを行おうと思っている。悪魔は、初めから人殺しであって、真理に立つ者ではない。悪魔のうちには真理がないからである。悪魔が偽りを言うとき、いつも自分の本音を吐いているのである。悪魔は偽り者であり、偽りの父であるからだ」
さて私たちは、どちらの父を持っていますか。イエス様の信じ従う父なる神ですか。それとも、人殺しで噓つきの父である悪魔ですか。私たちの心はどちらの父のことばを信じ、従っているでしょうか。私たちの心に根差しているのは、私たちの人生を生かし、豊かな実を結ばせる父なる神のことばですか。それとも、欲望のままに生きるように誘惑する父、悪魔のことばでしょうか。

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