良い地に蒔かれた種②

制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2025.01.28
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 8章4~15節
放送日
2025.01.28

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。私の担当する今週は聖書のルカ福音書8章から「種まきのたとえ」を通して、「聞くこと」について学んでいます。イエス様は間違った神のことばの聞き方について語られました。蒔かれた種とは、神のことば、聖書のことばを意味します。そして、それを受け入れる土地は私たちの心です。
1つ目の間違った聞き方は、道端のような聞き方です。道端にある種は、人に踏みつけられやすく、鳥にすぐに持っていかれてしまいます。聖書のことばをほったらかしにする聞き方です。このラジオのメッセージもぼんやりと聞く。他の事を考えていることだってあるでしょう。手元に聖書のことばは届いている。しかし放送が終わると、さーっと聖書のことばはどこかへ持ち去られてしまっている。一瞬だけ心にぐさっと示されても、生き方は変わらない。悪魔にひょいっといつも神のことばを持ち去られてしまう聞き方です。
2つめの間違った聞き方は、岩のような心で聞く聞き方です。岩の上にも薄い土があります。一旦、心の内側には神のことばが入ってきます。しかしその心の中には堅い岩盤が隠れている。自分の頑なな価値観、強いこだわり。最初は「本当にそうだ…」と聞くのです。ある程度までは都合よく聞きます。「いいですね」「自分に語られているようです」と思う。しかし自分の岩地のような心がやっぱりあって、自分の都合の悪い部分に触れるところは聞きません。
私たちには堅い岩地のような、聖書のことばを拒む心があります。子どもの頃はもっと素直に聞けていたかもしれない。しかし人生の傷が神のことばを信じ切ることに不安を覚える。そして聖書のことばはこころの奥深くに根を張ることが出来ません。
今日、あなたの心は、人が堅く踏みしめた道端のような心でしょうか。あるいは岩地のような心でしょうか。自分の中にある岩地とは何だろうかと考えて頂きたいと思います。そうすると堅く踏みしめた道や、岩地のようになっている心をほぐそうと、神様の大きな手が土の中に入って来ようとしてくることがわかってきます。イエス様はあなたの心のなかにみことばを届けたいと今日もこの番組で、聖書のことばの種をあなたの心に蒔いてくださっているのです。

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