家内安全でなくても

出演者
黒木昭江
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 死や命について考えているとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき
  • HAPPY

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アップロード日
2025.01.04
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 伝道者の書 4章9,10,12節
放送日
2025.01.04

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「世の光」の時間です。今週は名古屋市の富田キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けしてきました。
さて、新年の初詣では、多くの人が商売繁盛、無病息災、家内安全を祈ります。3つ目の家内安全とは、家族の幸せ、子孫の発展を願うことばです。でも、幸せを願える家族がいる、ただそれだけで、もうすでに祝福だと言えるのではないでしょうか。
家族の単位はさまざまでしょう。夫婦だけ。親と子ども。3世帯や親族も含むビッグファミリーもあるかもしれません。
聖書は言います。旧約聖書伝道者の書4章9、10節「二人は一人よりもまさっている。二人の労苦には、良い報いがあるからだ。どちらかが倒れるときには、一人がその仲間を起こす」。二人は家族の最低単位です。皆さんの家族を考える時には、「二人」のところを、ご家族の数に置き換えてみてください。この箇所はこんな風に閉じられます。12節「一人なら打ち負かされても、二人なら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない」。不思議な締めのことばです。ずっと「二人なら」と繰り返してきたのに、最後には「三つ撚りの糸」と、数字がひとつ増えています。増えたのはそこに神様がいるからです。家族は素晴らしいものですが、同時に弱さも抱えています。苦難もあります。しかし、その家庭に神様を迎えるなら、試練の中でも、糸が切れてしまうようなことはない。
そして、素晴らしい家族であっても、子どもが巣立ち、夫婦もいつか、別れの日を迎えることになります。三つ撚りの糸の一人がいなくなったとしても、神様は、そこに必ず留まって、あなたが人生を閉じるその日まで、ずっと一緒にいてくださいます。そして、二人は一人よりもまさっている、という人生はずっと続いていくのです。
そう言う私も一人暮らしです。でも、神様がいつも一緒にいて、倒れるときにも起こしてくださいます。そして、神様と二人なので、試練にも立ち向かっていけるのです。
明日は日曜日です。ぜひ、お近くの教会へお越しください。

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