神さまって何?…私のぶどうの木

出演者
黒木昭江
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2024.09.18
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 15章5節
放送日
2024.09.18

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「世の光」の時間です。今週は名古屋市の富田キリスト教会・金山キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けします。
皆さんは「神様」ってどんな方だと思いますか? 神様は遠く雲の上にいる存在で、私たちの日常生活とは何の関わりもない方、そんなふうに感じてしまうことはないでしょうか。 
聖書は、見えない神が見える存在として現れた、それがイエス・キリストだと語っています。そしてイエス・キリストは、ご自分がどのような神であるかを、具体的なモノにたとえて説明されました。今週は、その、イエス・キリストのことばをご一緒に聞いていますが、水曜日の今日のことばは、ヨハネの福音書15章5節「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます」。キリストはそう、おっしゃいました。 
木と枝は密接な関係です。枝は木から栄養を貰って、育ち、実を結びます。キリストは、神と人とはそのような関係だとおっしゃったのです。 
アメリカで、ある少年が、母親から捨てられました。「私が戻るまで、ここで待っていなさい」、そう母親に言われて交差点で待ち続けましたが、とうとう、母親は戻らなかったのです。けれども神は、この少年、ビル・ウィルソンという名前の少年をご覧になり、働きかけます。あるクリスチャンの夫婦が少年の存在に気付いて保護し、教会へ連れて行ったのです。少年はそこでクリスチャンとなりました。親に捨てられてしまった枝が、キリストという木に繋がり、少年の人生には、豊かな実が実り始めました。自分は神に愛されている価値ある存在だと確信し、人間関係が苦手だったのに人々に神の愛を伝えるようになりました。やがて牧師となり、自分と同じような経験をした子ども達を助ける働きを始め、今では、その働きが世界中に広がっています。
神は私たちから遠く離れてはおられません。神は、私たちのぶどうの木、私たちはその枝。私たちの人生に関わり、どれほど痛みのある人生においても、豊かな実を実らせてくださいます。 

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