神の国の讃美

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2024.09.26
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] イザヤ書 12章
放送日
2024.09.26

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「世の光」の時間です。お聞きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は、旧約聖書イザヤ書12章からお話します。
12章には、神の国を建て上げてくださる神への感謝の讃美が語られています。この讃美は、実は私たちも讃美することができるのです。その理由をまずお話しします。
イザヤ書にでてくる救い主であるメシアとは、イエス・キリストのことです。そのキリストが治める国が、神の国です。イエス・キリストは、「神の国が建てられる」という神の国の福音を人々に語られました。キリストは、戦争に勝利することによってではなく、ご自分が十字架につけられて、罪人の代わりに死なれることによって、神の国に入ることができる道を備えて下さいました。ですから、私たちも、イザヤ書の12章の讃美をささげることができるのです。
イザヤ書の讃美の内容はこのようなものです。「主よ、感謝します。あなたは私に怒られたのに、あなたの怒りは去り、私を慰めてくださったからです」
人の罪を怒られる正しい神は、キリストの十字架によって怒ることをやめて下さいました。それで、人は、神の民とされて神の国に生きることができるのです。
さらに、讃美は、「主に感謝せよ。その御名を呼び求めよ。そのみわざを、もろもろの民の中に知らせよ」と歌います。
「そのみわざ」とは、救い主であるイエス・キリストによってなされる神の救いのことです。
「もろもろの民の中に知らせよ」とは、イスラエル以外の諸外国の人々にも、神の国の福音を告げ知らせるようにということです。
神は、すべての国の人々にも救いを与え、ともに神の国に生きる者としようとされているのです。これが神の救いのみわざです。
「神の国は近づいた」と言われたイエス・キリストは、「神の国はあなた方のただ中にあります」とも言っておられます。ですから、キリストによって救われている者は、神の国に生きる者としてこの讃美を神にささげることができるのです。
「主よ、感謝します。あなたは私に怒られたのに、あなたの怒りは去り、私を慰めてくださったからです」(イザヤ12:1)
「主をほめ歌え。主はすばらしいことをされた。これを全地に知らせよ」(イザヤ12:5)

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