神さまって何?…私の道

出演者
黒木昭江
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2024.09.21
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 14章6節
放送日
2024.09.21

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「世の光」の時間です。今週は、名古屋市の富田キリスト教会・金山キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けしています。
今週は、目には見えない「神様」がいったいどんな方であるのか、そのことをお話ししてきました。神様は目には見えません。でも聖書は、見えない神が見える存在として現れた、それがイエス・キリストだと言います。そしてイエス・キリストは、ご自分がどのような神であるかを、具体的なモノにたとえて説明されました。今週は、その、イエス・キリストのことばをご一緒に聞いてきましたが、今日、土曜日は、ヨハネの福音書14章6節、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」ということばを取り上げます。 
 神とは、人が到達すべき真理へ至る道である、とキリストはおっしゃいました。私たちの人生には、山もあれば谷もあります。神はそこに来られて、ご自分がトンネルとなり、また橋となって、私たちに、ここを通って歩みなさいと語りかけてくださるのです。そこを通れば、私たちは、人生に必要な真理を見出します。 
19世紀の話です。ルー・ウォレスという政治家がいました。彼は大のキリスト教嫌いで、友だちを集めてこう宣言しました。「私はキリスト教がいかにデタラメな宗教であるかを証明してみせよう」。そして多くの資料を集め、聖書を読み、全力を注いで「キリスト教撲滅論」を書き始めました。ところがその作業を進めるうち、彼は、キリストの救いが自分にどうしても必要であることに目が開かれていったのです。そしてとうとう、跪いて祈りました。その後、彼は、「キリスト教撲滅論」を書くのをやめて、新たな作品のために筆を執りました。それこそが、後に映画化されて大ヒットとなった作品、『ベン・ハー』です。この作品は、キリストが生きた時代が舞台で、試練に見舞われる主人公が、やがてキリストこそが神であることに気付いていく物語で、まさにウォレス自身をモデルにしたといっても良い作品でした。
神は道です。私たちが歩むべき道です。その道を通って、私たちは、人生で最も重要な真理に出会います。 
明日は日曜日です。ぜひ、お近くの教会へいらしてみてください。 

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