神はわたしの心よりも大きい

出演者
安井 聖
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2024.08.03
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ペテロの手紙第一 3章20節
放送日
2024.08.03

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「世の光」の時間です。私は、東京・新宿区にある、西落合キリスト教会の牧師、安井聖です。
はじめに、新約聖書ヨハネの手紙第一第3章20節のことばを朗読します。「たとえ自分の心が責めたとしても、安らかでいられます。神は私たちの心よりも大きな方であり、すべてをご存じだからです」。
私は以前このことばを読んで驚きました。神は私たちの心よりも大きい。私たちのすべてをご存知であられる神は、私たちのどんな心をも受け止めてくださる。だからこそ、私たちは自分のどんな気持ちも、神の前に安心して話して、何でも祈ることができる。祈りながら、私たちは自分の心の中の思いのすべてを、神の前に遠慮なく広げることができる。どんな悲しみも、悩みも、大きな神がしっかりと受け止めてくださる。このことばはそう語りかけています。
しかも「たとえ自分の心が責めたとしても」と、そう聖書は語るのです。私たちは人から責められるという辛い経験をすることがあります。でも、他の誰かに責められるよりも、自分の心が自分を責める、そんな思いに囚われてしまう時ほど辛いことはありません。こんな自分じゃダメだ。とても受け入れられない。そんなふうに自分を責める心に追い立てられてしまう時、本当に不安になります。こんな自分では、これからどうなってしまうのか。
しかし聖書は語りかけます。「たとえ自分を責める心を抱えていても、また事実自分が責められるような人間であったとしても、神はあなたの心よりも大きい。あなたがどんなに罪深い人間であったとしても、神はあなたを赦し、受け入れていてくださる。父なる神は、十字架で死なれた独り子主イエスの血によって、あなたの罪のすべてを洗いきよめていてくださる。だから、あなたの弱さがどんなにあなたを恐れさせたとしても、それらのものがあなた自身を傷つけ、痛めつけるなんていうことは決して起こらない。神があなたの味方なのだ。だから神の前に安心して生きていきなさい」。この聖書のことばは、そう語りかけている。これを受け入れてくださったら、と心から願っています。
今週一週間、お聴きくださりありがとうございました。ぜひ一度、お近くのキリスト教会へいらしてください。

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