麗しさは偽り、美しさは空しい

出演者
福井 誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2024.06.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 31章30節
放送日
2024.06.01

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「世の光」の時間です。福井誠です。この一週間皆さんと聖書の箴言を読み続けることができました。皆さん、いかがでしたか。次回、私が担当するメッセージも楽しみにしてください。また、ぜひ、毎日聖書を読み続けてください。今日は、「麗しさは偽り、美しさは空しい」と題してお話します。旧約聖書箴言31章30節をお読みします。

「麗しさは偽り。美しさは空しい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる」 

昨日に続いて、結婚相手をどのように見定めていくのか、聖書の知恵に耳を傾けてみましょう。まず、著者は、良妻というべき人の特徴をあげます。良妻は、まず、働き者です。確かに怠け者の妻をもらうことはないでしょう。また、良妻は、家事をこなすだけではなくて、家族の者によく気を配ります。しかもそのような愛と思いやりは、家族のみならず、周囲にいる人達にも及びます。つまり、誰か特定の人だけではなくて、誰に対しても優しい心がけのある人です。さらに良妻は、知恵深い人です。働き者で、愛情深く、知恵深い、三拍子揃った女性を見つけなさい、と。そして、言います。「麗しさは偽り、美しさは空しい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる」要するに、表面的な美しさで判断せず、内面、事に神を恐れて、誠実に生きる女性であるかを見定めなさい、ということです。ただ、これは、よい男性を選ぶことについても言えるでしょう。
心理学者のアルフレッド・アドラーは、「配偶者を従わせ、教育したいと思い、批判ばかりしているとしたら、その結婚は上手くいかないだろう。」と言います。つまり、どのような人と結婚するかという問題もありますが、実際には、結婚相手を求める自分自身の在り方も重要です。相手に求めるだけではなくて、自分が、働き者で、愛情深く、知恵深い、三拍子揃った者となっていく。そして、表面的なことではない、人間の心の深さを感じられる人となることです。さらによい結婚生活に必要なのは二人の信仰深さです。今日も聖書のことばに教えられて、人間として成長する歩みを助けられてまいりたいものです。聞いてくださってありがとうございました。また次回お会いしましょう。

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