心の板に書き記せ

出演者
原田憲夫
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2024.05.06
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 7章1~3節
[新約聖書] マタイの福音書 5章27,28節
放送日
2024.05.06

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか?今週担当します、原田憲夫です。私は今、「巡回宣教使」と呼ばれ、各地に<キリストの良き知らせ>をお届けしています。
今週は、旧約聖書「箴言」から「神様の知恵」の世界へと、皆様をご案内したいと思います。それでは箴言 7章1節~3節をお読みします。
「わが子よ。私のことばを守り、
 私の命令をあなたのうちに蓄えよ。
 私の命令を守って生きよ。
 私の教えを、自分の瞳のように守れ。
 それを自分の指に結び、心の板に書き記せ。」
今日の箴言は、いのちの源である永遠の神様が、「わが子よ」と今日の私たちに「心の耳を傾けるよう」呼びかけているのです。
ところで、私たちはいくつになっても「欲しい」と思うといても立ってもいられない、といったことがありますね。「欲しい」と思うこと自体は問題ではないでしょうが、欲しいものを手に入れるために嘘をついたり、騙したり・・・そういった「道を踏み外す」ことは間違いです。ところが私たちは「誘惑」に負けて、「道を踏み外すこと」がしばしばあるのです。
実は、先ほどお読みした箴言の7章は、夫婦や親子の絆、隣人を大切にする「幸いな人生」を教えています。とりわけ「不適切な関係」からしっかり身を守るようにと諭します。そして、一時の快楽に溺れることは、屠殺場に連れて行かれる動物や、仕掛けた罠にかかった鳥と同じであって、「死、滅びへの道」だと警告するのです。
こうした「教え」は、はるか昔のもので現代の私たちには当てはまらない、と思われるでしょうか?いいえ、夫婦や親子の絆、隣人関係の大切さは、いつの時代も決して変わらないのではないでしょうか。それどころか救い主キリストは、この問題をさらに私たちの内面深く掘り下げ、こう説いています。
「『姦淫してはならない』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。情欲をいだいて女を見る者はだれでも、心の中ですでに姦淫を犯したのです。」(マタイの福音書5章27,28節)
様々な情報が行き交う今の時代、私たちが「誘惑」に負けて「道を踏み外すこと」で、どれだけ身近な人が苦しみ、悲しんでいるでしょう。だからこそ今、私たち-あなたや私は「神様の知恵」を「心でしっかり聴きながら」歩もうではありませんか!

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