ルカの福音書 145

出演者
大嶋重徳
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2024.03.02
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 6章
放送日
2024.03.02

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。今週、イエス様は固い岩の上に建てた家とは「わたしのことばを聴いて行う」人だと言われました。そしてイエス様は言われました。6章の40節、「弟子は師以上のものではありません。しかし、だれでも十分に訓練を受ければ、自分の師のようにはなります」これはおかしいのではないかと思われるかもしれません。弟子が師匠を超えられなくて、どうして技術が前進するのか。学問が積み上げられていくのかと思うかもしれません。しかしこの場合の師、先生とは誰でしょうか。イエス様です。イエス様を超えることなど出来ません。そして、イエス様を超えなくても良いのです。いや超えようとするから、問題が起こるのです。イエス様が示してくださった範囲を超えて、そこに何かを付け加えようとして、おかしなことが起こってくるのです。聖書の上にも、下にもいろいろと人間的なものを付け加えるからこそ、おかしなこととなっていく。愛することも枠から外れてしまうと、おせっかいに変わります。余計な愛だってあるからです。
「十分に訓練を受ける」ということば、これは「修行を積む」という意味です。元々のことばは「整える」という意味で、曲がったものを修正する。ではどこに向かうように修正するのでしょうか。イエス様に向かって整えられるように、修行をし、訓練を受ける。イエス様と同じように身を整えるのです。イエス様の生きておられるように身を整えていく。「自分の師のように」なるよう、イエス様は訓練しなさいと言われているのです。
では、どのような訓練でしょうか。イエス様はおっしゃいました。「わたしのもとに来て、わたしのことばを聴き、それを行なう」訓練です。私たちの心にあるものが、口から出てきます。だからこそ、心の中にイエス様のことばが溢れるまでイエス様のことばを聴いていくのです。心の中に何もなければ、何も出てきません。悪いものがあれば、悪い物が出てきます。良いものであふれるように良いもので満たすために「世の光」は始まりました。「ここに来なさい」とこのラジオで、あなたの心に良いものが満たされていく。そして満たしてくださる方がおられるのです。神のことばが私たちの人生のことばになっていくまで、神のことばに浸っていく。誰かを赦そうと思うまで、愛そうと思うまで、神のことばを聴いていくのです。自分のことばが聖書のことばに近くなっていくように、このことばが今日もあなたの心に与えられていく。イエス様のことばを聴いて行う者になりましょう。

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