私たちは神の作品

出演者
舛田 友太郎(同盟福音基督教会 愛ホープチャーチ)
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2024.02.17
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] エペソ人への手紙 2章10節
放送日
2024.02.17

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「世の光」の時間です。愛知県稲沢市にある、愛ホープチャーチの牧師、舛田友太郎です。
鬼の宮大工、西岡常一という大工の親方がおられました。法隆寺三重の塔の再建、薬師寺金堂・西棟などの再建を成し遂げた親方です。人柄は、頑固一徹。現場で叩き上げた豊富な経験と確かな知恵を持ち、多くの学者に対し「学者ではなく、大工が寺院を建てたのであり、その大工の伝統を、われわれがふまえているのだから、われわれのやっていることは間違いない」と、言い放つ人物でした。同時に、自然と歴史に対し、畏敬の念を持ち、謙遜に学ぶ姿勢を持つ親方でした。
薬師寺金堂再建の時、全国から腕に自信のある大工が集まりました。彼らは、20代の青年たちでした。手取り足取り見せて教えてくれない、昔気質の親方に対し、若き青年たちは不満を募らせました。そんな彼らに、親方は言いました。
「木材としては使い道のないように思える『あて』という木がある。『あて』とは、山の北側、つまり太陽の当たらない、湿気の多い場所で成長した木のこと。このような木は、真っ直ぐに成長せず、使い勝手が悪い、大工泣かせな木である。でも一箇所だけ、使い道がある。それが、建物の北側の柱である。厳しい環境の中で育った『あて』は、湿気が多い北側であっても、粘り強く支えてくれる。お前たちは、そんな『あて』のような存在じゃないか」と。
聖書のはじめには「はじめに神が天と地を創造された」と宣言されています。つまり、神様ご自身も、物づくりのスペシャリストです。
聖書にはこのようなことばがあります。「実に、私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです」(エペソ人への手紙2章10節)
神様が作られる作品には、いのちがあります。いのちがあり、成長するのです。あなたは、神様の、その素晴らしい作品のひとつなのです。神様は、あなたが一番輝くように、お用いになられるお方です。
ぜひ、「世の光」の放送を、続けてお聴きください。

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