禁止事項

出演者
関根弘興
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2024.02.10
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 創世記 3章
放送日
2024.02.10

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか?関根弘興です。今週は聖書の創世記の中から、人間とは、どのような存在なのか、ということをご一緒に考えてきました。
神様は人を大地の塵によって造られ、エデンの園に住まわせました。神様は、人を深く眠らせて、彼のあばら骨の一つを取り、ひとりの女をお造りになりました。エバです。アダムとエバはエデンの園で暮らすことになりました。エデンの園は、不自由のない潤いに満ちた場所でした。しかし、神様は二人にこう命じたのです。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ」と。これは一体どういうことなのでしょう。それは、「善悪の絶対的な基準は、神様の領域にあるのだ」ということをはっきりと示すために神様は善悪の知識の木を園の中央に置かれたわけです。要するに、神様は、人の領域と神様の領域とをきちんと区別なさったわけです。人が勝手に神様の領域に手を伸ばしていくなら、結局自分の本来の存在価値を見失い、自らを滅びへと招くことになるのだと言われたのです。
神様は、はっきりとした意図を持って、善悪を知る木の実を園の中央に置かれたわけです。そしてはっきりと「それを取って食べると死ぬ」と警告なさいました。でも、こうした箇所を読んで、「なんで神様はそんな木を中央に置いたのか。置いた神様が悪い!」なんて言い出す人もいるんです。でも、例えば、あなたがお子さんと道を歩いている時、警告するでしょう。「絶対、道に飛び出しては行けませんよ!」と。その時に子どもが「どうして道なんかあるんだよ。こんなもの造らなければいいのに、つくった人が悪い」と言ったらおかしな話ですね。また、高圧電線が通っている場所に「立ち入り禁止」の札がかけられています。「どうして電気なんか流すんだよ。電気なんて流す人が悪い」「僕は高圧電線に触ったってへっちゃらだ」と言って、立ち入り禁止区域に入ったらどうなるでしょうか。大変なことです。
「なんで神様はそんな木をおいたのか」と言うのは、「なんで道なんか造ったのさ。造った方が悪い!」と言っている子どもと同じ発想なんですね。神様は、私たちが許される領域と、神様にお任せすべきものとをきちんと区別することが大切なのですよ、と示されたのです。しかし、この領域をなんとか侵し、神様に背を向けさせようとする誘惑者が近づいてきたのです。その誘惑こそ人を滅びへと向かわせるものとなっていくのです。

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