明日のことを誇るな

出演者
福井誠
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2024.02.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 27章1節
放送日
2024.02.01

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか?今週は福井誠が担当しています。その第四日。継続は力なり、日々聖書を読み深めるなら、自然と養われてくるものがあるものです。今日は、箴言の27章から見てまいりましょう。「明日のことを誇るな」と題してお話をします。旧約聖書 箴言27章1節をお読みします。
「明日のことを誇るな、一日のうちに何が起こるか、あなたは知らないのだから」
物事が計画通りに進むかどうかなど、誰にも分からないものです。確かに、一体誰が、2019年末に、新型コロナの問題で社会がこれほど破壊的な影響を受けるなど、考えたことでしょうか。このコロナのためにおよそ3年間、自分の計画や働きが、全く思わぬ事態に直面させられた、と思わされた人も多いことでしょう。まさに、「明日のことを誇るな」、自分の業績を誇り、物事をああしてやろう、こうしてやろう、という傲慢さに陥らないようにしたいものです。人生は、思う通りにはならない、これが現実なのです。そこで箴言の著者は、色々な物事に謙虚になるように、と勧めます。
ということは、逆に、思い通りにならない時には、その緩慢とした時に漂うことを考えてみたいのです。つまり、思い通りにならないからといって、へそを曲げてしまわない。他人がうまくいっているからといって、妬まない。うまくいっている人がいたとしても、その先どんな結末が起こるかも分かりません。ただ物事が流れるように、物事を見ていく。
新約聖書の中で、イエスは、「明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります」と語りました。その意図は、天の父が、私たちが心配する以上に、私たちの将来のことを考えてくださっている、そして、天の父が、野のゆりを美しく飾り、空の鳥を、養ってくださるように、私たちに対しても配慮をしてくださることを伝えようとするものでした。確かなのは、私たちをお造りになり、私たちの人生にご自分の支配を及ぼしておられる神様の存在です。今日も自分の人生は神に守られていると信頼し、安心して、今日の務めに出てまいりましょう。
では、今日も元気にいってらっしゃい。

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