罪を赦す権威のあることを知らせたイエス

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2024.01.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 9章
放送日
2024.01.19

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 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、マタイの福音書の7章から9章までをお話ししています。
イエスは、人々にご自分が権威あるお方であることをお示しになっていました。
今日は、そのイエスが、ご自分に罪を赦す権威があることを示されたことをお話しします。
 足がマヒして起き上がることができない中風の人を、人々が、寝かされたままで、イエスのところに運んできました。
イエスは、彼らの信仰を見て、中風の人に「あなたの罪は赦された」と言われました。
 するとそこにいた律法学者たちが、心の中で「この人は神を冒瀆している」とイエスを非難しました。
イエスは、彼らの思いを知って、「人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたがたが知るためにー」そう言って、それから中風の人に「起きて寝床を担ぎ、家に帰りなさい」と言われました。
すると、彼は、イエスに言われた通り、起き上がって、家に帰りました。
群衆はそれを見て恐ろしくなり、このような権威を人にお与えになった神をあがめたのでした。
人々は、神しか持っていない人の罪を赦す権威を、イエスが持っておられることがわかったのです。
イエスはそこから進んで行き、取税人マタイを見て、「わたしについて来なさい」と言われました。すると、彼は立ち上がってイエスに従いました。取税人というのは、ローマ帝国に収める税金を徴収する人です。取税人はローマ人と親しくしながら、同胞からお金を搾取する者であり、ユダヤ人の戒めを守らない罪人であると考えられていました。
イエスが招かれて家で食事の席に着くと、そこに取税人たち、罪人とみなされている人々が来て、イエスや弟子たちとともに食事をしていました。
遠巻きに、その様子を非難するまなざしで見ている人々にイエスは、「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためです」と言われたのでした。
イエスこそ、罪人のところに来られ、罪人をご自分のもとに招き、その罪を赦すことのできるお方なのです。

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