ことばを救うクリスマス6

出演者
大嶋重德
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき
  • クリスマス

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アップロード日
2023.12.30
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 1章
放送日
2023.12.30

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。今週はヨハネによる福音書から私たちの普段使っていることばについて考えてきました。
クリスマスにあなたは誰かに何かをあげたでしょうか。相手の欲しい物をあげることも素晴らしいことだと思います。しかしあなたが愛のことばを贈る人になることを、神はあなたに求めておられるのです。
結婚をするカップルと学びをする時に、いつも「愛されことば」「悲しみことば」と呼んでいる学びがあります。「愛されことば」とは、自分が愛を感じることばです。ある夫婦セミナーで講演をした際です。「互いの愛されことばを言い合ってください」と、会場に来られている方々にお話し、皆さんでご自分の愛されことばを分かち合ってもらいました。するとある男性が「自分の愛されことばは、家に帰ると電灯が玄関に点いていることです」と言われたのです。お隣のご夫人もぽかんとされて「どういうこと?」と聞かれました。すると、「あの玄関の灯りを見ると、ああ今日も自分を待っていてくれる人がいる。よし明日も頑張ろうと思えるんです」そのことばを隣で聞かれていたお連れ合いの奥様がポロポロと涙を流されました。「私の思いはきちんと夫に伝わっていたんですね」非常に美しい光景でした。しかしそれは言わなければ、その思いがずっと奥様には伝わっていなかったでしょう。
神様はクリスマスに何のためらいもなく、あなたに愛のことばをかけられました。この神の愛に似せられていく時、あなたはあなたの家族に、あなたの伴侶に、あなたのご両親に愛のことばを送り届ける人になって欲しいと思います。私たちは愛のことばを言い慣れていませんし、言われ慣れてもいません。しかし愛のことばを言い始める時、世界は変わっていくのです。愛のことばが溢れていくことこそ、神様が「ことば」となられて私たちの間に住まわれたことの理由です。今、イエス・キリストのことばは私たちの間に住まわれ、私たちのことばが聖書のことばによって影響を受けることができます。私たちのことばが愛のことばに、届くことばに変えられていくことが、クリスマスに起こる奇跡なのです。愛のことばはこの世界に光をもたらします。愛のことばは私たちの心に温かさをもたらします。この光のことば、愛のことばに照らされて生きていきたいと思います。

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