戦場で歌われたクリスマスソング

出演者
岩井基雄
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき
  • 元気をもらいたいとき
  • クリスマス

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アップロード日
2023.12.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 1章12、13節
放送日
2023.12.16

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「世の光」の時間です。お変わりありませんか。岩井基雄です。
今年も世界から様々な争いや悲しみのニュースが聞こえてきました。
しかし、戦争の中で、その争いが止まった時があったのです。1914年12月24日、第一次世界大戦が始まって初めてのクリスマスでした。
イギリス・フランスの連合軍と、ドイツ軍とが塹壕を掘って対峙し、熾烈な闘いを続けていました。双方の陣地は100メートルほどしか離れておらず、銃弾が飛び交う中、寒さと疲労が両方の兵士を襲っていたのです。
しかし、クリスマスの夜、ドイツ軍の陣地から突然、明かりが高く掲げられました。イギリス軍が警戒する中、『きよしこの夜』の歌声が戦場に響き渡ったのです。歌ったのは、ドイツのテノール歌手ヴァルター・キルヒホフでした。彼はクリスマスの慰問に来ていたのです。
このキルヒホフの美しい歌声に、戦場にいたすべての兵士たちは戦いを忘れ、深い喜びを覚えました。フランスの将校の一人は、キルヒホフのアリアをパリで聴いたことがありました。彼に始まった拍手は、大きな拍手となって届けられたのです。その拍手はキルヒホフに留まらず、ドイツ軍全体に励ましを与えました。その直後です。双方の兵士たちが、次々と銃を置き、中間地帯に出てきました。互いに「クリスマスおめでとう」と挨拶を交わし、食料や飲み物を交換し、家族の写真を見せ合いました。空き缶などを使ったサッカーも始まりました。この間、国籍や敵味方の壁は存在せず、ただクリスマスの喜び、神様に愛されている者としての喜びが彼らを包んだのです。
キリストを受け入れた人々について聖書はこう語ります。「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。この人々は、血によってではなく、肉の望むところでも人の意志によってでもなく、ただ、神によって生まれたのである」新約聖書 ヨハネの福音書1章12~13節
クリスマスの喜びこそ、敵対する者たちさえ、人間の思いを超えた喜びをともに味わう愛の証です。真の平和をもたらす謙遜とへりくだりの大切さがクリスマスに示されているのです。

コメント

中野周治
イエス・キリスト様の十字架の死は、食べてはならない『善悪の知識の木の実』を食べてしまったアダムとエバ(私達)を約束の永遠の滅びから救う(私達の罪を赦す)為の神様の最善の愛の証なのですね!

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中野周治
罪を犯し続ける私達を永遠の滅びから救う為にイエス・キリスト様は私達の身代わりに十字架に御架かりになったのですね!クリスマス有難う御座います!

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中野周治
イエス・キリスト様が十字架上で言った『完了した!』と言う言葉の意味は私達が肉体を持って、この世に産まれてから死ぬ時までの全ての罪の刑罰を2千年前の十字架上で私達の身代わりに受けて下さったと言う事なのですね!私達の過去の罪も未来の罪も全て、すでに赦されているのですね!

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