五千人の給食(その三)”五つのパンと二匹の魚”

出演者
板倉邦雄
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.12.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 6章10~14節
放送日
2023.12.01

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか?板倉邦雄です。今日は「五千人の給食(その三)” 五つのパンと二匹の魚”」という題でお話しましょう。
さて、いよいよ五千人の給食が始まります。子どもが持っていた食事用の5つのパンと2匹の魚です。ヨハネの福音書6章10~14節まで。
さてイエス様は、弟子たちに命じられました「人々を座らせなさい」山のふもとには草原が広がっていました。そこに座った男の数だけで五千人です。子どもたちがいたということはそのお母さんたち、そして女性たちを含めますと、さらに多くの人々が草の上に座りました。そしてイエス様は、子どもが提供した5つのパンを取り、感謝の祈りをささげたことでしょう。「天の父なる神様、子どもがささげたこの5つのパンと2匹の魚を感謝します。このパンと魚を祝福してください」そして、そのパンを12弟子が持っている籠にちぎって入れました。そして、座っている人々に分け与えられたのです。弟子たちは驚きと不思議の中で配り続けました。2匹の魚も同様にして人々が望むだけ分け与えられたのです。どうやってパンが増え、どうやって魚が増えたのか、弟子たちも見ていた群衆も分かりませんでした。
しかし、分かっていたことがあります。5つのパンと2匹の魚しかなかったこと、そしてそれは小さな子どもがイエス様に提供しささげたこと、そして自分たちは十分お腹がいっぱいになったという事実です。そして、食事の後イエス様は弟子たちに言われました。「少しでも無駄にならないように、パンくずのあまりを集めなさい」そこで弟子たちが集めると、5つのパンを食べて残ったパンくずは、12の籠にいっぱいになったのです。
さて、私たちは五千人の給食からいくつかのことを学ぶことができるでしょう。まず第一は、神の子イエス様は私たちの持っているわずかなものでもイエス様の元へ持っていくならば豊かに祝福してくださるということです。第二に、それは自分のためだけではなく多くの人々の祝福となるということです。さらに第三は、神の恵みの豊かさを私たちは少しでも無駄にしてはならないということでしょう。余ったものを注意深く保存し、また管理し、使うべきではないでしょうか。

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