勤勉が一番

出演者
福井誠
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき
  • 朝聴きたい

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アップロード日
2023.11.08
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 24章33、34節
放送日
2023.11.08

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠の担当第3日です。今週も折り返し地点に入りました。毎日があっという間ですね。しかし、今日も聖書を手に、少し、自分の心を振り返り、耕す時を持ちたいと思います。今日は「勤勉が一番」と題してお話します。初めに聖書のことばをお読みします。旧約聖書 箴言24章33、34節。
「少し眠り、少しまどろみ、少し腕を組んで横になる。すると、付きまとう者のように貧しさが、武装した者のように乏しさがやって来る」
私が牧師をしている教会の近くには小学校がありますが、その門の中に、二宮金次郎の銅像があります。二宮金次郎、ああ、あれかと古い人はよくわかるかもしれませんが、今の若い人の中には、わからない人もいるかもしれません。簡単に二宮金次郎についてお話をしますと、二宮金次郎は、1787年、つまり江戸時代に裕福な農家に生まれました。しかし、川の氾濫で田畑を失い、さらに両親を10代でなくしています。金次郎は、勉学熱心でしたが、預けられたおじさんの家では、お百姓に学問はいらないと叱られてしまいます。そこで金次郎は、仕事の邪魔にならない時間、つまり薪を運んで道を歩く時に本を読み学問を重ねたわけです。それがあの銅像の由来です。金次郎は、やがておじさんの家から独立して、実家の再興に成功しました。さらに、その金次郎の姿を見て、尊敬する人々に招かれ、生涯にわたって、615の村々の財政を立て直したと言われています。勤勉、勤労を教え、人のために役立っていくことを期待して造られた像というわけです。
聖書もこのような考え方には同意見!というわけでしょう。単刀直入に、怠け者の生活をしてはいけない、人生怠ければ、その人生には雑草もはびこり、実りも少ないと言います。ちょっとだけ寝よう、あるいはちょっとだけ気晴らししよう、と結局だらだら取り組むべきことに取り組まない、そのような人生についてくるのは、貧しさと乏しさである、と言います。信仰を持つならば、礼拝や祈りだけではない実際の生活もしっかりさせてまいりたいものです。では、今日も良き一日となるように祈ります。

コメント

中野周治
『勤勉で怠らず!霊に燃え!主に仕えよ!』

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