神の栄光のみによって~宗教改革記念⑤~

出演者
岩井基雄
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.11.03
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] コリント人への手紙第二 4章15節
[新約聖書] コリント人への手紙第一 10章31節
放送日
2023.11.03

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「世の光」の時間です。お元気ですか。岩井基雄です。
今週は宗教改革記念日を覚えて宗教改革の大切な5つのソラを1つずつ学んでいます。ソラとは、ラテン語で「~のみ」という意味で、聖書のみ、信仰のみ、恵みのみ、キリストのみ、神の栄光のみの5つです。今日は最後の「神の栄光のみ(ソリ・デオ・グロリア)」です。
それは、「神にのみ栄光を」という願いや生き方を表すことばでもありました。宗教改革が始まる前のカトリック教会は、教会自体が権威や権力を持ち、自分の栄光を求めていました。 それが当時のカトリック教会の腐敗の要因だったのです。自分の栄光を求めず、神の栄光が現わされることを求めて生きるときに、私たちの心は神の前にへりくだり、自分の罪深さを認め、神の前に整えられ続けて歩むことができるのです。宗教改革者のマルチン・ルターたちが求めたのは、まさに神の栄光が現わされることであり、神のことばである聖書にこそ、あらゆる権威を取り戻すことでした。
17世紀にドイツで活躍した作曲家バッハは、自分の楽譜の最後に「SDG(ソリ・デオグロリア・ただ神の栄光のみ)」とよく記しました。彼が作る曲は神の栄光を表すためであったからこそ、人々の心に深く届いたのです。
聖書はこう語っています。「すべてのことは、あなたがたのためであり、恵みがますます多くの人々に及んで感謝が満ちあふれ、神の栄光が現れるようになるためなのです」新約聖書コリント人への手紙第二4章15節
聖書のみ、信仰のみ、恵のみ、キリストのみと人間の救いのために本当に大切なものを強調してきた宗教改革の教えは、「神の栄光のみ」と人生のゴールをはっきりと示しました。ルターたち宗教改革者たちが築き上げた歩みは、聖書が語る本当の愛と自由に生かされる素晴らしい人生と人々を導いたのです。
聖書は私たちも語ります。「こういうわけで、あなたがたは、食べるにも飲むにも、何をするにも、すべて神の栄光を現すためにしなさい」コリント人の手紙第一10章31節
私たちも神の栄光を現すことを求めて生かされたいと願います。

コメント

中野周治
神様の栄光を現すとは?神様の御言葉(聖書の御言葉)を信じ、キリストの恵み(罪の赦しと永遠の命)によって生かされて、神様から、御霊の実(愛・喜び・平安・寛容・親切・善意・誠実・柔和・自制)をいただいて歩み、私達がキリストにあって互いに愛し合う(赦し合う・諭し合う・励まし合う・慰め合う・喜び合う・祈り合う・学び合う)事なのですね!

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