みことばと信仰を混ぜる

出演者
末宗宣行(三次シティバイブルチャーチ 牧師)
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.09.28
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヘブル人への手紙 4章2節
放送日
2023.09.28

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「世の光」の時間です。広島県三次市にある三次シティバイブルチャーチの牧師、末宗宣行です。
聖書の士師記に、ギデオンという人物が登場します。その当時、様々な神々が拝まれ、ギデオンの住んでいたイスラエルの社会には、混乱と恐れがありました。絶望的な状況の中で、周りを気にして、びくびくしながら生きていたギデオンに対して、突然、神の使いが現れました。そして、「力ある勇士よ、主があなたとともにおられる」と希望のことばが語られたのです。
ギデオンは、はじめ、そのことばを聞いても、受け取ることができませんでした。しかし徐々に、信仰を持って、心に受け取ったのです。後に、ギデオンは、まことの神こそが真の平安をもたらすお方であるということを理解するようになりました。また、勇敢なリーダーへと変えられていき、神の祝福を体験していったのです。
“お好み焼き”という料理が広島では人気があり、駅や空港のおみやげ屋さんではお好み焼きセットが販売されています。材料の粉と水を混ぜて、説明通りに作れば、美味しいお好み焼きを食べることができます。しかし、この材料のセットをギフトとしていただいたとしても、まず粉と水を混ぜ合わせて生地を作らなければ、美味しいお好み焼きを食べることはできません。
聖書の中のヘブル人への手紙4章2節には、「というのも、私たちにも良い知らせが伝えられていて、あの人たちと同じなのです。けれども彼らには、聞いたみことばが益となりませんでした。みことばが、聞いた人たちに信仰によって結びつけられなかったからです」とあります。この「結びつけられなかった」の「結びつける」ということばは、元々の原語では「混ぜ合わせる」という意味もあります。つまり、みことばと信仰は、混ぜ合わせられなければ益とはならないのです。
私たちは、聖書が語る良い知らせ、希望のメッセージセットをいただくだけでなく、そのセットに入っているみことばと信仰を結びつけるために、混ぜ合わせ、受け取っていく必要があります。その時、大いなる恵みを受け取る準備ができるのではないでしょうか。
今週、広島の地域から語られるラジオメッセージを、ただ聞くだけではなく、信仰によって心に受け入れてください。そうすれば、神の恵みの土台である生地ができ、後に美味しいお好み焼きのような、素晴らしい祝福を味わうことができるでしょう。
放送を続けてお聴きください。皆様の祝福をお祈りします。

コメント

中野周治
聖書に書かれてある神様の御言葉を、ただ読む(聴く)だけではなく信仰を持って読む(聴く)事ですね!そして聖霊の聖い水によってこの2つを混ぜ合わせるのですね!

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