燃えて輝くあかり

出演者
板倉邦雄
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.09.21
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 5章33~35節
放送日
2023.09.21

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は「燃えて輝くあかり」という題でお話ししましょう。
洗礼者のヨハネのことを、神の子イエス様は「燃えて輝くあかりであった」と語りました。ヨハネの福音書5章の33~35節です。
まず、「燃えて輝くあかり」であったヨハネは、真理について証ししました。「あなたがたはヨハネのもとへ人をつかわしたが、そのとき彼は真理についてあかしをした」とイエス様は人々に語りました。古今東西の人々は、真理を求めてまいりました。様々な考えや教え、哲学や宗教がある中で、真理とは何かを追求してきたのです。なぜならば、真理の中にこそ平和と自由があるからです。ヨハネは、その真理を証ししました。イエス様を見て「見よ!世の罪を取り除く神の小羊」と、真理のお方を紹介したのです。私たちが、この真理であるイエス・キリストを信じて、罪が取り除かれて罪が赦され、きよめられる時、自由と平和が訪れるのではないでしょうか。
そして、続けて神の子イエス様は、こう言われました。「ヨハネは燃えて輝くあかりであった。あなたがたは、しばらくの間その光を喜び楽しもうとした」
洗礼者ヨハネは、イエス様が登場する前に、この世に現われました。紀元30年ころのユダヤの国は、暗闇のような世相でした。暗黒の中に人々は住んでいたのです。洗礼者ヨハネは、そのような世相の中に登場しました。そして、父なる神に自分の罪を告白し、悔い改めて、水の洗礼を受けて、きよめられるようにと説き勧めたのです。
ヨハネは、まさに、暗闇に「燃えて輝くあかり」でした。人々は昆虫のようにその輝くあかりのもとに群がり、喜び楽しんだのです。ヨハネは「道であり、真理であり、いのちである」イエス様を証ししながら、ロウソクのように自らを燃やしながら、暗闇の中にいる人々を照らす明日への希望の光となりました。ところで、私たちは、何のためにこの世に存在しているのでしょうか。私たちを作られた神様と他者のために存在しています。と同時に、他者は私のために存在しています。そのことによって自分の存在が理解できるのです。

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