主を恐れる賢さ

出演者
福井誠
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.03.11
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 14章2節
放送日
2023.03.11

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。
今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は「主を恐れる賢さ」と題してメッセージをいたします。
箴言14章2節「まっすぐ歩む者は主を恐れ、曲がった道を行く者は主を侮る」
箴言の著者は、人間の賢さや愚かさが、神との関係に結び付いていることを語っています。実際、神を恐れない人は、罪を軽く見ます。悪いことへの感覚の鈍さがあるのです。そして、人を大切にしません。
逆に、神を恐れる人は違って、悪いこと、良いことへの感覚の鋭さがあり、人を思いやる心があります。つまり、目に見えない神を大事にする人は、その心の姿勢が、人や動物、また自然に対する在り方に現れるのです。
例えば、神を恐れる人は、人を大事にしますから、弱い立場にある者、貧しい者を大事にしていきます。反対に、弱い立場にある者、貧しい者を抑圧し、虐げる者は、神を恐れていない人、自分を神とし、神を侮る人と言えます。
ともあれ神は、そのような人のあり様をちゃんと見ていて、「悪人は滅ぼし、神を恐れる人を成功させてくださる」と言います。そして、「いつしか悪人は、神様を恐れる人の前に、膝をかがめることになる」と。「神様を恐れ、大切にする人が立っている地盤はしっかりしていて、揺らぐことはない。その人は守られる」と言います。
また、神を恐れる人は、最後の死にあっても、心の拠り所を失うことはありません。なぜなら、その人は、死んで塵となって終わるのではなく、生涯愛し、仕えて来た神のもとへ戻っていくだけだからです。人に知恵があるというのは、単に頭が賢いということではなくて、生き方に筋が通っていることを意味します。要領がよいだけではない、人間の一生を見通した考え方をしっかり持って人生を歩んでいることです。
神を恐れることが、じつは賢い人生の基本です。では、今日もよき一日となるように祈ります。

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