富を得るには

出演者
福井誠
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.03.09
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 13章1節
放送日
2023.03.09

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。
今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は「富を得るには」と題してメッセージをいたします。
箴言13章11節「急に得た財産は減るが、少しずつ集める者は、それを増す」
箴言は実際的で、富を得る秘訣についても語っています。「怠け者に富は寄り付かない。あれこれ夢を語り、自分の願いを並べ立てるが、何一つ実現することも手にすることもできない」と。「しかし、勤勉な人は、目標を立てて着実に物事を前に進め、富を増し加える」と。なるほど、勤勉さが第一というわけです。
さらに、こうあります。「富を得ようとするなら、賭け事ではなく、こつこつ稼ぐことを覚えることだ」と。「賭け事のお金は手にしても、直ぐに失われる」と。しかし、「塵も積もれば山となる」こつこつ貯めたお金は確実に増えていくと言います。
そして、箴言ならではの極意の公開があります。つまり、「こつこつ貯めるのに必要なのは見識で、見識は正しい批判に耳を貸すことによるのだ」と言います。また、「こつこつ貯めるのに必要なのは正しさ」だと言います。
どういうことか。手に入れて本当に嬉しい富は、不正とは無縁なものです。人間というのは妬み深いものです。人の揚げ足を取るのが好きなものです。そこで、後ろ指を指されるような形で富を得るなら、必ず失敗して、どんなに得た富も一挙に失われるというわけです。「さあ、すべてが揃った。これから楽しめ」と思う時に、足をすくわれるような富など、初めからない方がましだ、というわけです。
なるほど、箴言によれば、真の豊かさ、幸せは、あるいはそれに並ぶ確実な富は、「勤勉さと見識と正しさに基づくものだ」というわけです。
聖書は、ご利益的な信心よりもまず極めて常識的な、そして確実な人生の祝福への道を教えています。ぜひ、素直な心で聖書を読んでみたいものです。では、今日もよき一日となるように祈ります。

コメント

中野周治
蟻に🐜学べ!

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