「世の光」の時間です。今日は宮崎にあります霧島キリスト教会の牧師浅野謙がメッセージをお届けいたします。
聖書のことばです。ローマ人への手紙5章1～5節「こうして、私たちは信仰によって義と認められたので、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。このキリストによって、私たちは信仰によって、今立っているこの恵みに導き入れられました。そして、神の栄光にあずかる望みを喜んでいます。それだけでなく、苦難さえも喜んでいます。それは、苦難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、 神の愛が私たちの心に注がれているからです。」
苦しみを味わいたくないと誰もが思うことでしょう。しかし、私たちの周りに、私たち自身に、いつも苦しみがあるように思います。そんな私たちが神様からのことばに耳を傾けると苦しみがなくなることよりも、「苦しみの中でどう生きて行くのか」ということに導かれていくようです。人生から苦しみを排除しない生き方が、私たちの人生を希望へと向かわせてくれると言えるでしょう。
苦しみの中でもイエス様と一緒に生きる。そうです。イエス様も苦しみの中を生きられた方でした。だから、苦しみの中をイエス様と一緒に生きるのです。苦しみは忍耐を生み出し、忍耐は練られた品性を、練られた品性は希望を生み出すのです。
この希望は失望に終わることはありません。なぜなら、神様の愛があなたの心に注がれているからです。今あなたに注がれている愛を受け取り、イエス・キリストを信じる歩みへと一緒に一歩踏み出しましょう。