なぜ人を殺してはならないのか

出演者
岩井基雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2022.10.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 出エジプト記 20章13節
[旧約聖書] 創世記 9章6節

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「世の光」の時間です。お変わりありませんか。岩井基雄です。
もう20年も前ですが、『なぜ人を殺してはいけないのですか』という本が出されました。15歳の頃には、テロ組織に加わっていましたが、後に牧師となり、宣教師となったヒュー・ブラウンさんが記した本です。彼は、聖書が語る神様と出会い、他の人のいのちを軽んじていた自分の罪を認めて、クリスチャンとなり、宣教師として日本の多くの若者達に神様の愛を届けてくださったのです。
『なぜ人を殺してはいけないのか』この疑問に応えることは、決して簡単ではありません。動物や植物のいのちをいただいている私たちは、人間と他の動物のいのちの大きさを明確に区別することは難しいからです。
しかし聖書は、「殺してはならない。」と明確に語ります。旧約聖書 出エジプト記20:13
また、こうも記されています。「人の血を流す者は、人によって血を流される。神は人を神のかたちとして造ったからである。」旧約聖書 創世記9:6
この「神のかたち」とは、私たち人間は神を求め、神との交わりに生かされる霊的な存在であり、神の作品だということです。聖書は、どんな人も「神のかたち」に創造された尊い特別な存在だと語ります。ですから、私たちは決して他の人を殺してはならず、自分自身をも殺してはいけないのです。すべての人間の存在が、神様によって与えられ、神様の特別な計画の中で私たちは生まれてきたからです。また動植物も正しく管理する使命が与えられていますから、むやみにそのいのちを奪ってはなりません。
さらに神の子イエス・キリストは、実際に人を殺害することの前にある人の思い、すなわち人を憎んだり、怒ったりすることをも戒められました。殺意の背後にある思いや考えに光が当てられるとき、私たちは皆、自分の心の闇を示されていきますね。
しかし、その私たちの心の闇、罪の赦しの道を開かれたイエス・キリストは、私たちの罪をいのちがけの愛によって赦す道を開きました。そして、また私たちを「人を赦し、愛し、慈しむ者」に変えることがお出来になるのです。
あなたも自分の存在を受け入れ、喜び、他の人の存在をも慈しみ、そして尊ぶ、恵みと祝福の人生を歩んでいきませんか。

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