神の国を見る人

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 一歩踏み出したいとき

もっと詳しく見る

アップロード日
2022.09.13
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 3章
[新約聖書] コリント人への手紙第二 5章17節
放送日
2022.09.13

いいね登録

     登録数:0

いいねリストを見る

「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「神の国を見る人」という題でお話ししましょう。
ある聖書学者は「神の国とは神の民が神の場所で神の支配と祝福を受ける」と語っています。ですから、神の国に入る人は、まず神の民として生まれなければなりません。神の国を見ることも入ることもできないからです。
今日からヨハネ福音書の3章に入ります。さて、パリサイ派という分離主義派に属していた一人の人物がいました。その名をニコデモといい高齢者でした。彼はユダヤ人の最高議会のメンバーであり、また宗教指導者でした。そのニコデモが、夜こっそりと人目を避けるようにしてイエス様のもとに来て質問をしたのです。ニコデモの心の中にあった疑問はこうです。「私はどうしたら神の国に入ることができますか?」
イエス様は即座に答えられます。「ニコデモ先生、よくよく言っておきます。誰でも新しく生まれなければ神の国を見ることはできません。また、神の国に入ることはできません。」神の国の支配と祝福を受けることはできないのです。
日本の国籍を持ち、日本国の支配と祝福と権利を持つためには、日本人に生まれるか、日本人の養子となるか、永住権を取るかです。ニコデモは、宗教指導者、国の政治指導者として、神の国について教えてきました。しかし、神の国を見ていなかったし、神の国の支配と祝福に預かっていなかったようです。それは、神の国に入る第一段階すなわち新しく生まれていなかったことになります。
では、「新しく生まれる」とはどういうことでしょうか。ヨハネの福音書1章を思いだしていただきたいのです。このように書いてありました。「しかし、キリストを受け入れた者(イエスの名を信じた人々)には、彼(イエス・キリスト)は、神の子となる力を与えたのである。」
神の国に生まれ、神の子となり、神の国を見、神の国の民となり、神の祝福と支配を受ける条件は神のひとり子イエス・キリストを信じ受け入れることです。
聖書のことばです。「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られたものです。」コリント人への第二の手紙5章17節

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ