すべてを知った上で

出演者
田中共之 (秋芳キリスト教会)
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 人を許すことが出来ないとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2022.07.23
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 5章8節
放送日
2022.07.23

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「世の光」の時間です。今日、番組を担当する秋芳キリスト教会牧師の田中共之です。
教会を訪れる方から、「聖書を一度もちゃんと読んだことがないのですが、教会に通ってもいいんですか?」「家が仏教ですが大丈夫ですか?」といった質問をよく受けます。
私は「もし、イエス様がここにおられたら喜んであなたの友達になるでしょう」とお答えします。
神様の愛が大き過ぎるので、私たちは神様に対して「自分は愛される価値がない」と大きな勘違いをしてしまうことが多いのです。
私は、中学生のときいじめを受けていました。私は彼らを許すことができず、いつも怒りと憎しみに震えていました。私は自分が正しく、彼らが悪だと考えていました。
ところが、あるとき「兄弟に対して怒るものは裁きを受ける」という聖書のことばが心に響いてきました。
その時私は、「あぁ、私はこんなに罪深い。ほかの人を許さない自分を神様が赦すはずがない。私はもうダメなんだ。」と自分を裁いてしまいました。しかし、それは聖書の語ることとは正反対の結論でした。
聖書の神様は、そんな私の罪や弱さを知った上で、このように語りかけてくれたのです。聖書にあるローマ人への手紙5章8節をお読みします。「しかし、私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死なれたことによって、神は私たちに対するご自分の愛を明らかにしておられます。」
なんと、イエス様は私が信じてるときも信じていないときも、正しいときも正しくないときも、すべてを知った上で十字架の上で私を受け入れてくださっていたのです。
そうです。今、イエス様はあなたの弱さも新たな問題もあなたの罪もすべてをご存じです。そして、その上であなたがまだ信じる前から十字架でその裁きを負い、赦しを与えてくださいました。私たちにできることは「感謝します」「信じます」とこの神様の愛を受け取ることだけです。
どうぞ、大きな神様の愛をそのままお受け取りください。最後に一言お祈りします。
イエス様、あなたの十字架の赦しを、感謝して受け取ります。あなたの愛を心に受け止めます。イエス様、私の心の中に今、お入りください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

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