ルカの福音書-96 イエスのそばに

出演者
大嶋重徳
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.05.17
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 5章
放送日
2022.05.17

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。
ルカ福音書を順番に読んでいます。5章の続きでは、ツァラアトという重い皮膚病にかかった人が出てきます。この病気は社会的に汚れた病だとされる差別を受ける病気でした。人々の多くが住む居住区から隔離され、町の中に入る際には、誰もが自分に触れることがないように「私は汚れている」と言いながらしか町中を歩くことが出来ない病気でした。どれほどの孤独と苦しみがこの人にあっただろうかと思います。
私も小学生の頃にいじめを受けていました。ある日突然です。「大嶋菌が移る」と言われる。私が誰かの机に触れると、手で払われて、ふっふっと息を吐かれ「触んな」と言われる。あまりのショックに声を失いました。ただ苦笑いしか出来ずに、その場を去りました。いじめはその後も随分と長く続きました。自分の存在そのものを否定されるこの時間は永遠に続くような絶望を感じました。うまく呼吸できないような、ずっと水の中にいるようなそんな気持ちになりました。
家までの4kmもある帰り道はいつも一人でした。小学生ながらに、人生とは残酷だと思いました。親にも誰にもこのことは言えませんでした。一人でいつも本を読み、親に買ってもらった「少年少女世界文学全集」は何度も何度も読み続けました。
一人で家に帰る時は、ひたすら空想していました。空想の設定は「来週、俺は引っ越しをする。そこでの新しい教室での挨拶をどうしようか」という設定でした。新しい人生がどこかにあるはずだと求めていたのです。
ツァラアトにかかった彼は、イエス様の噂を聞いて、イエス様を見つけた時、どれほど嬉しかったでしょうか。彼はひれ伏してお願いします。そして、彼は言います。「主よ。お心一つで、私をきよくしていただけます。」今の生活を抜け出したいと思ったでしょう。私も早くいじめられる状況から抜け出したいと思いました。いつになったらこのいじめが終わるのだろうかと思っていました。そのなかで教会学校は唯一の救いでした。学校とは違う人間関係がそこにあったからです。自分を大切に受け入れてくれる教会学校の先生たちがいました。
教会はあなたに新しい居場所を与えてくれます。すべての人間関係が行き詰まったように思えたとしても、イエス様のそばにはあなたの居場所があるのです。

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