ルカの福音書-93 あなたがともに網をおろす

出演者
大嶋重徳
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 眠れないとき

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アップロード日
2022.03.11
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 5章
放送日
2022.03.11

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。イエス様は一晩魚の捕れなかった漁師のペテロに言いました。「深みに漕ぎ出して網を下ろしなさい。」
すると網が破れそうになるほど魚が入っていました。そこでペテロは、別の舟にいた仲間たちを呼びました。余りにもすごい祝福に興奮しながら「おい、本当にすごいぞ」と仲間を呼んだのです。イエス様に従った恵みを一人にしておくことは出来なかったのです。
今日もそうです。私もそうです。「深みに漕ぎ出せ」と、イエス様のことばに従って、私の深みに入ってきて、網を下ろしてくれた人がいました。イエス様と一緒に誰かが網を下ろしてくれたから、私たちは今日ここにいるのです。
ラジオをお聞きの皆さんにもこの番組を教えてくれた誰かがあなたの心の深みに届きたいと思ってくださって、この番組はあなたの元へと届けられているのです。
私が中学生の頃、もう信仰も嫌になって教会を離れていた頃がありました。すると、中学生課のスタッフのテラムラさんというおばさんが「しげちゃん、元気?」と、家を訪ねてきてくれました。そのとき月刊の「ジュニアみことばの光」という、聖書を毎日読むガイドを一緒に届けてくれるのです。はっきり言って、どうせ読まないんですね。やらないんです。しかし母親に言われて、玄関先に出ていって、それを受け取る時も、物すごく「早く帰って」というオーラを出しているんです。でも次の月もジュニアみことばのひかりを持って、訪ねてこられる。私はこの人がいたから教会に帰ってくることが出来ました。
高校生の時もカドノさんというスタッフがいてくれました。「重ちゃん、イエス様はすごいぞ。」と本気で嬉しそうに話してくれました。「しげちゃんは俺の友達やからな」と言ってくれました。自分からすると到底友達だなんて言えない自分の信仰を導いてくれた人です。しかしその人が「しげちゃんの友達の深みにも、一緒に漕ぎ出してみようよ」と、私が自分の網を下ろすことを励ましてくれたのです。「イエス様のおことばどおり従ってみよう」と励ましてくれたのです。
今日、あなたにもあなたの心の深みに網を下ろそうとしてくれている人がいます。あるいはあなたが誰かの心の深みに網を下ろす番かもしれません。そこであなたを助けてくれる仲間が必ずいます。一緒にこの神の恵みを味わたいと思いませんか。

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