種まく人

出演者
山本陽一郎
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2021.11.10
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 創世記 26章12節
放送日
2021.11.10

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、山本陽一郎です。 
人生には3つの坂があるそうです。上り坂、下り坂、そして、突然やってくる「まさか」という坂。いずれにしても、自分が思い描いた通りにならないことがあるのが、人生ですよね。そういう中にあって、私たちが祝福を受け取るために大切なことは何かを、今日はイサクの姿から学びたいと思います。
イサクの時代に飢饉が起こりました。当時は飢饉になると、人々は食糧を求めてよくエジプトへ行きました。しかし、神はこのとき「エジプトへは下ってはならない。わたしがあなたに告げる地に住みなさい。」と命じられたので、イサクは留まりました。
すると、ここで驚くようなことが起こります。「イサクはその地に種を蒔き、その年に百倍の収穫を見た。主は彼を祝福された。」創世記26章12節に書かれています。
百倍の収穫。飢饉の時代に、ふつう考えられないことでした。なぜ彼は、そんなに豊かな収穫を得たのでしょうか。
第一に、「みことばに従う」ということです。イサクは、頼りにするものを間違えなかったのです。飢饉の中で、「エジプトへ下ってはならない。」という神のことばに従うことは、勇気がいったでしょう。多くの人がしていることや、目に見えるもの、手にできるものに、私たちはすぐ頼りたくなります。でも、イサクは何よりもまず神のことばに従うことを大切にしました。祝福、守りは、どこから来るのか。それを私たちも確認したいものです。
祝福のポイントの第二は、「自分にできることをする」ということです。百倍の収穫のために、イサクは何をしたでしょうか。自分の手で、種を蒔きました。どれだけ持っているかではなく、持っているもので何をするか、がもっと大切です。今、自分にできることをする。自分が持っているものを用いる。神のみわざは、そこに現されます。
そして、第三には、「実を実らせるのは神である」と信じることです。言い換えるなら、神を信頼して、諦めないということです。自分の手で握りすぎると、結果を焦って辛くなるものです。しかし、神は私たちの想像を超えた方法やタイミングで、豊かな実を実らせてくださることがあります。私たちも主に信頼して、諦めずに、種を蒔いていきましょう。

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