まむしに噛まれても
- 出演者
- 板倉邦雄
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 不安や恐れを感じているとき
もっと詳しく見る
- アップロード日
- 2021.10.30
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] 使徒の働き 28章
[新約聖書] マルコの福音書 16章15-18節
- 放送日
- 2021.10.30
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。今日は、マムシにかまれても助かったパウロのお話しです。使徒の働き28章に入ります。
さて難船の乗客276名全員が助かり漂着した島は、マルタと呼ばれる島でした。イタリア半島のシシリア島から南に約80キロの海上にあります。マルタ島の人々は、パウロ一行を含めて、漂流した難民たちに並々ならぬ親切をあらわしてくれました。
食料はもちろん、降りしきる雨や寒さをしのぐために火を焚いて、一同をねぎらってくれたのです。
その時、パウロは一抱えの芝を束ねて火にくべたところ、熱気のためにマムシが出てきてパウロの手にかみついたのです。土地の人々はマムシの生き物がパウロの手からぶら下がっているのを見て、互いに顔を見合わせて言いました。「この人は、きっと人殺しに違いない。海の難からは逃れたが、ディケー(正義)の女神様がこの人を生かしてはおかないのだ。」
ディケーの神様は、マルタ島の人々が昔から信心していた島の正義の女神様でした。ところがパウロはマムシを火の中に振り落とし、何の害も被らず平然としていました。島の人々はパウロがまもなく腕が腫れ上がって苦しみ出すか、あるいはたちまち倒れて悶絶して死ぬだろうと様子をうかがっていたのです。
しかし、長い間うかがっていてもパウロの身体に何の変化も起こらないのを見て島の人々は考えを変えて、「この人は神様だ」と言い出したのです。パウロはマムシにかまれても害を受けることも死に至ることもなかったのです。
イエス様が弟子たちに「全世界に出て行って、福音を述べ伝えよ」と使命をお与えになった後で、次のような約束をしました。
「信じてバプテスマ(洗礼)を受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。 信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」マルコの福音書16章15~18節
さて難船の乗客276名全員が助かり漂着した島は、マルタと呼ばれる島でした。イタリア半島のシシリア島から南に約80キロの海上にあります。マルタ島の人々は、パウロ一行を含めて、漂流した難民たちに並々ならぬ親切をあらわしてくれました。
食料はもちろん、降りしきる雨や寒さをしのぐために火を焚いて、一同をねぎらってくれたのです。
その時、パウロは一抱えの芝を束ねて火にくべたところ、熱気のためにマムシが出てきてパウロの手にかみついたのです。土地の人々はマムシの生き物がパウロの手からぶら下がっているのを見て、互いに顔を見合わせて言いました。「この人は、きっと人殺しに違いない。海の難からは逃れたが、ディケー(正義)の女神様がこの人を生かしてはおかないのだ。」
ディケーの神様は、マルタ島の人々が昔から信心していた島の正義の女神様でした。ところがパウロはマムシを火の中に振り落とし、何の害も被らず平然としていました。島の人々はパウロがまもなく腕が腫れ上がって苦しみ出すか、あるいはたちまち倒れて悶絶して死ぬだろうと様子をうかがっていたのです。
しかし、長い間うかがっていてもパウロの身体に何の変化も起こらないのを見て島の人々は考えを変えて、「この人は神様だ」と言い出したのです。パウロはマムシにかまれても害を受けることも死に至ることもなかったのです。
イエス様が弟子たちに「全世界に出て行って、福音を述べ伝えよ」と使命をお与えになった後で、次のような約束をしました。
「信じてバプテスマ(洗礼)を受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。 信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」マルコの福音書16章15~18節