愛と光に生かされる喜び

出演者
岩井基雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2021.06.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの手紙第一 2章8,10節
[新約聖書] ヨハネの福音書 13章34節
放送日
2021.06.19

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 「世の光」の時間です。お変わりありませんか、岩井基雄です。今日は、「神の愛と光に生かされる喜び」について、ご一緒に考えましょう。
 聖書に、キリストの十二弟子の一人、ヨハネが記した手紙があります。それは、迫害などのさまざまな困難の中にいる人々に書いた愛の手紙です。ヨハネは、苦難の中でこそ、神の愛を受け取り、その愛に生かされ、人々にその愛を届けるという重要さを人々に語りました。神の愛を、自分のところだけでとどめず、他の人に愛を届けることこそ、祝福の道、まことの光に導かれる道だというのです。ヨハネはこう記しています。
 「私は、それを新しい命令として、もう一度あなたがたに書いているのです。それはイエスにおいて真理であり、あなたがたにおいても真理です。闇が消え去り、まことの光がすでに輝いているからです。自分の兄弟を愛している人は光の中にとどまり、その人のうちにはつまずきがありません。」新約聖書 ヨハネ第一の手紙2章8節、10節
 ヨハネが語るこの新しい命令こそ、キリストが語った、他の人を愛しなさいという命令でした。たとえ、どんな苦難の中にあっても、キリストにあって既に、闇が消え去り、まことの光が輝いている。だからこそ、周りの人々を心から愛するようにと彼はチャレンジしたのです。
 キリストは、弟子たちにこう命じていました。「わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」新約聖書 ヨハネの福音書13章34節
 キリストは、私たちを無条件のいのちがけの愛で愛し、罪の赦しの道を開かれました。その永遠の愛を受けてこそ、私は互いに愛し合い、赦し合うものとされるのです。神様は私たちへのチャレンジとして、愛しにくい方々を、あえて周りに置いてくださっているように思います。しかし、その方々もまた、神とキリストに愛されていて、真の祝福を受け取ることができる人たちなのです。
 キリストにあって、闇が消え去り、まことの光が既に輝いているこのメッセージを、私たちも受け止め、愛と光に生かされて、人を心から愛し、赦す者として歩んでいきたいと願います。永遠の愛、無条件の愛で、神は、そしてキリストは、あなたを愛してくださっているのです。

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