旅人のオアシス!

出演者
原田憲夫
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会
タグ
  • 疲れているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2021.06.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 4章13,14節
放送日
2021.06.01
 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、原田憲夫です。ラジオ番組「世の光」70周年記念特別番組をお届けしています。さて今日も私たちの人生を、旅に重ねながら、オアシスについてご一緒に考えています。
 ある日キリストが、南のユダヤ地方から北のガリラヤ地方へ戻る旅をした時のことです。内陸のサマリア地方にあるスカルという町でのことでした。
 正午ごろ、キリストは一人、井戸端で休んでいました。そこに一人のサマリア人の女性が水を汲みにきました。キリストは水を飲ませてほしいと頼みます。
 ところがこの女性は、いぶかしく思います。当時のユダヤ人が見下していたサマリア人に頼むなんてなかったからです。それとこの当時、一般の女性は、真っ昼間の暑い時に水を汲みにきません。朝早く汲みにきます。ところがこの女性は奇妙な結婚を繰り返していたので、人目を避けて水を汲みに来ていたのです。
 キリストはこの女性に話しかけます。「もし、あなたが水をくださいと願った者が誰かを知っていたなら、あなたのほうから願い出て、生ける水をもらったことでしょう。」
 この女性は言いました。「主よ。この井戸は深いのです。」ここにこの女性の内面が現れています。私も、今までの汚れた水を飲む人生とは違う生き方をしてみたい。何度もやり直したいと思ったことでしょう。でも井戸は深い、無理です。
 するとキリストはこの女性に、こう語りかけます。ヨハネの福音書4章13節、14節
「この水を飲む人はみな、また渇きます。しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」
 この時、サマリアの女性は言いました。
「主よ。私が渇くことがないように、その水を私に下さい。」
 今日までのあなたはいかがですか。「今までの人生をやり直したい、でも井戸は深い」とあきらめてこなかったでしょうか。けれどもあなたが、がんばって汲む必要はないのです。キリストが与える生ける水は、信じる人の心の中で泉となって湧き上がってくるからです。
 キリストこそ、十字架によって私たち、あなたの罪、過ち、汚れをきれいにする泉、旅人のオアシスなのです。ですから、あなたも今日、「その水をください」とキリストに生ける水を求めませんか。その時、生ける水は、汚れた心をきれいにし、あなたの人生の旅を、豊かに祝福してくださるでしょう。

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