民と神の間で困るモーセ

出演者
羽鳥頼和
制作
一般財団法人 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき

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アップロード日
2021.01.22
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 民数記 11章
放送日
2021.01.22

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 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今週は、エジプトを脱出したイスラエルの民の旅について、旧約聖書の民数記からお話ししています。
 イスラエルの民は、エジプトから自分たちを救い出して下さった神の命令に従って旅立ちました。ところが、旅立ってから間もなくして、人々は神に対して不平を言いました。最初は一部の人々が、大声で嘆きながら言いました。
 「あぁ、肉が食べたい。エジプトで、ただで魚を食べていたことを思い出す。きゅうりも。すいか、にら、玉ねぎ、にんにくも。だが今や、私たちの喉はからからだ。全く何もなく、ただ、このマナを見るだけだ。」
 マナというのは、荒野で神が、毎日与えて下さっていた食べものです。マナは、朝になると白い霜のように地面を覆いました。人々はそれを集めて、臼で引いたり、ついたりしたものを煮るとそれは、甘いパン菓子のような味がしました。人々は、神が与えてくださったこのマナに飽きてしまったのです。一部の人々の嘆きは、人々にも広がりました。人々の嘆く泣き声が宿営に響き渡りました。その声を聞いて、神はお怒りになりました。そのことを知った指導者モーセは、不平不満を言う人々と、それを怒っておられる神の間で困ってしまいました。モーセは神に祈りました。「なぜ、この民全体の重荷を私一人に負わせるのですか。私には重すぎます。」
 モーセのこの「重荷が重すぎます」という言葉に、イエス・キリストの言葉を思い出します。「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎを得ます。」
 さて神は、モーセに何と答えられたのでしょうか。今日の、不平不満を言う人々の姿を見ると、自分の内にある欲望を見ているような気がします。欲望は底なしでコントロールしにくいものです。さて明日は、モーセの祈りに神が答えて下さったことについてお話しします。

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