銀のラッパを吹き鳴らすとき

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2021.01.20
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 民数記 10章
放送日
2021.01.20

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 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今週は、エジプトを脱出したイスラエルの民の荒野の旅の準備について、旧約聖書の民数記からお話ししています。
 私は、スマホのアラームをよく使います。朝起きる時ばかりではなく、出かける時間や会議の時間の少し前に鳴らします。何かに夢中になっていると、用事を忘れてしまうので、アラームを使っています。昔から軍隊では、ラッパによって合図をしていました。兵士たちが行動する時の命令、合図として用いられています。聖書にも、神の行動の合図としてのラッパのことが出てきます。
 今日は、旧約聖書の民数記10章に記されている、神が命じられた銀のラッパについてお話しします。神は銀のラッパについて、イスラエルの指導者モーセに命じました。銀のラッパを2本作り、それは銀をたたいて作りなさい。そしてそれを吹いて、人々を集めたり出発させなければならない。このようにラッパの製作とその目的を教えられました。
 さらに神は、吹き鳴らす長さと回数によって、それぞれの合図を定めました。祭司が神の指示に従ってラッパを吹き鳴らすのです。こうして最後に、神はこう言われました。「あなたがたの地で、侵略者との戦いに出るときに、ラッパを吹き鳴らすなら、あなたがたは、神に覚えられ、敵から救われる。また、あなたがたの喜びの日、礼拝の時にラッパを吹き鳴らすなら、あなたがたは神に覚えられる。」
 銀のラッパは、イスラエルの民が神の命令を知り、聞き従うためのものでした。人々はラッパの音を聞くとき、自分たちが神に覚えられていることに感謝し、その神に期待して従うことができたのです。今も神は、聖書の御言葉によって、「わたしはあなたを愛している。あなたを守り導き、癒し、救い、あなたを幸せにする。わたしの言葉に聞きなさい。」と語りかけておられます。

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