聖書の人物と私たち 連れて来る人アンデレ

出演者
山本陽一郎
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2020.11.13
カテゴリ
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 1章
[新約聖書] ヨハネの福音書 6章
放送日
2020.11.13
 世の光の時間です。いかがお過ごしですか。山本陽一郎です。
 昨年、ある映画を妻から誘われて見に行きました。正直、あまり知識も関心もなく座席に腰を下ろしたのですが、見始めると大変面白くて、すっかり魅了されてしまいました。以来、家族そろってその作品のファンです。
 皆さんの中にも、誰かの紹介がきっかけでこの喜びを知ったとか、ここに連れて来てもらえたから、今の自分がいるという経験をした方がおられるのではないでしょうか。あらためて、人生は自分一人で開かれるものではないと思わされます。新しいドアが開くきっかけを作ってくれた人に感謝。
 さて、イエス・キリストの十二弟子の一人だったアンデレは、まさに連れてくる人でした。ヨハネの福音書1章によると、アンデレは初めてイエスの弟子となった時、自分の兄弟シモン・ペテロをイエスのもとへ連れてきたのです。
 「ヨハネから聞いてイエスについて行った二人のうちの一人は、シモン・ペテロの兄弟アンデレであった。彼はまず自分の兄弟シモンを見つけて、『私たちはメシア(訳すと、キリスト)に会った』と言った。」
 「来ればわかる。会えば分かる。僕らがずっと待ち望んでいた救い主に会ったんだ!」そうして、イエスのもとへ兄弟を連れてきたのです。自分が味わったすばらしい経験を知ってほしい。アンデレの姿は、伝道のお手本ですね。
 また、五千人の給食と呼ばれる有名な出来事でも、アンデレは連れてくる人でした。お腹の減った群衆を前にして、五つのパンと二匹の魚を持っていた少年を、イエスのもとへ連れてきたのはアンデレです。このようにアンデレは、イエス・キリストと人を結びつけるという大切な役割を果たした人でした。
 確かに兄弟のパテロほどは、アンデレは目立ちません。イエスの最も近くにいた三人の弟子の中にも、アンデレは入っていません。けれども、目立つ人だけが神に用いられるわけではありません。自分の置かれたところで忠実に生きる。その人を、神は見ていてくださるのです。そして、大切な働きのために豊かに用いてくださるのです。あなたにできることは、今、何でしょうか。

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