世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
　毎年のように、大きな災害が起きています。キリスト教会でも災害対策を行っています。私がいる名古屋では、東海地方に大地震が起きるといわれて、2000年の東海豪雨の後に、東海地域の牧師の有志によって、対策委員会が立ち上げられました。
　今世界中で、新型コロナ・ウイルスの世界的な感染拡大が起こり、私たちはその渦中にいます。災害やコロナ渦の中で、私たちは不安と恐怖にとらわれています。
　イエス・キリストは、この世の終りの時代に大きな地震があり、ほうぼうに飢饉や疫病が起こるとおっしゃいました。そしてそのような中で、諸国の民が不安に陥って苦悩するとおっしゃっています。
　まさに今、私たちが経験していることについて、イエス・キリストは語り、教えておられます。キリストは、終りの時代に恐ろしいことが起こっている中で、もっと凄いことが起こるとおっしゃいました。人の子が雲のうちに、偉大な力と栄光と共に来るというのです。
　人の子とはキリストのことです。キリストがこの世に来られるのです。これを再臨といいます。キリストの再臨は、神の国が来ることであり、キリストがすべての悪を裁かれるときです。そしてその再臨の時まで、どのように生きたら良いのかキリストは教えられました。
　これらのことが起こり始めたら、身をおこし、頭を上げなさい。なぜなら神の国、救いが近づいているからです。そして、ギャンブルや深酒をするような自堕落な生活をしてはいけません。私がいつ来ても良いように、気をつけて、祈りつつ生活しなさいと言われました。どのように生きたら良いのかについては、聖書にさらに詳しく書かれています。
　聖書は、消え去ることのない神のみ言葉です。キリスト教会は災害などに備えるとともに、この世の終りの時代に、祈りつつ、聖書を読み、キリストが来られるのを待ち望んでいます。あなたもご一緒にキリスト待ち望みませんか。