アレオパゴスでの説教 2-我々は、神のうちに生き

出演者
板倉邦雄
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2020.06.09
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 17章
放送日
2020.06.09
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。今日は「ア レオパゴスの説教その 2 我々は、神のうちに生き」という題でお話ししましょ う。パウロの、アテネのアレオパゴスの丘に立つ評議場での説教は続きます。 使徒の働き 17 章です。
「アテネの皆さん。神は、すべての人々に命と息と万物を与え、またひとり の人アダムから、あらゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれ に時代を区分し、国土の境界を定めて下さったのです。」
パウロの説教は、続けて人類の歴史の中に働かれる神に向かいます。すべて の人に命を与えるのは神、息、霊を与えるのも神、そして息を引き取るのも神 様です。そして、この人生の命の間、万物をも与えられるのも恵みの神様なの だと語ります。私たちは何も持たないでこの世に生まれ、何も持たないでこの 世を去ってゆく者なのです。この世で生きるために、万物をも神様は与えてく ださいました。神は創造の神様だけではなく、この地上の歴史の中に働かれる 摂理の神様なのです。
英語で歴史のことを“history”といいます。この”history”は、”His”「彼 の」“story”「物語」の合成語だといわれています。歴史とは、「彼の」”his story” 「物語」です。「彼」とは、まさに神様のことですね。
さらに説教は続きます。パウロは「誰でも熱心に捜し求めるならば神を発見 できる」と言いました。なぜなら、私たちは今この神のうちに生かされ、日々 活動し、生活し、存在しているからです。
私たちは、神の造られた宇宙と自然の中に置かれて住んでいます。この造ら れた自然は、神の手による作品です。ですから、自然を通して神を発見するこ とはできます。また神の形、神のイメージによって造られたこの私たち、理性 と感性と意志、良心を持ったこの私たちを通して、神を発見することができま す。そしてさらに、神のことばである聖書を通して、私たちは神を見出すこと ができるのです。なぜなら、私たちも神の子孫だからです。続く。

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