どちらかを愛して

出演者
福井誠
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2020.04.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 18章21節
放送日
2020.04.01
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井誠です。「継続は力 なり」聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われるものがあり ます。今日も聖書を開いてまいりましょう。箴言 18 章 21 節から、「どちらかを 愛して」と題して、メッセージをお伝えいたします。
「死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる。」
今日は箴言の 18 章から、愚か者を説明していることばを拾い読みしてみまし ょう。まず 2 節、「愚かな者は英知を喜ばず、」とあります。つまり知恵ある人 の声に耳を傾けません。そんな調子ですから、6 節、「愚かな者の唇は争い事に 入って行く」関係もないことに平気で口を出し、争いごとに巻き込まれて痛い 目にあうというわけです。
7 節、「愚か者の口は自らの滅びを招く」はその繰り返しですね。後先考えな い発言によって、自分で自分の首を絞める結果を招くわけです。
さらに 13 節、「愚かな者はよく聞かないで返事をする」つまり人の話を聞か ない、聞こうとしないということでしょう。
結局、愚か者の根本的な問題は、自らを「知者」と自惚れること、人を敬わ ず、人の話に耳を貸さないことにありそうです。そして、自惚れた心で自慢げ に自分のうんちくを聞かせたがる、そのためにつまずく危うさに満ちた隙だら けの者といえます。
18 章には、この愚か者とちょうど正反対と思われる、悟りのある者について もこう語っています。「彼の心は知識を得る」と。つまり、悟りのある者は、物 事をよく理解しようとする心をもって、人の話によく耳を傾け、必要な知識を 得ていくというわけです。
結局、人間は自惚れて人の話に耳を貸さないか、謙虚な心をもって、人の話 によく耳を傾けるかいずれかです。そして、それが決定的に人生を分けてしま うことがあります。
著者は言います。「死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実 を食べる」「どちらかを愛して、」という言葉が印象的ですね。舌が人生を二分 すると言っているようです。
けれども、既にお話ししたように著者は舌の前に、「聞く姿勢」を問題にして いました。愚かさに生きるか、悟りのある人生を生きるかは、まさに何を話す かだけではなく、聞く姿勢にあります。謙虚な心で聖書を読んで、良い実りの ある人生を歩みたいものですね。では良き一週を祈ります。

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