インマヌエルという神様の名前

出演者
中尾信一(五日市聖書教会)
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2025.11.03
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] イザヤ書 7章14節
放送日
2025.11.03

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「世の光」の時間です。広島県広島市にある、五日市聖書教会の牧師、中尾信一です。
「名は体を表す」ということばがありますね。
聖書に表されている神様にも名前がいくつかありますが、今日はそのうちのひとつをご紹介しましょう。旧約聖書イザヤ書7章14節のことばをお読みします。
「それゆえ、主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ」
ここに出てくる「インマヌエル」ということばは、旧約聖書で用いられるヘブル語で「神が私たちと共におられる」という意味のことばです。
あなたにとって「神」は、どのようなお方だと感じておられますか。「神は、私たちから遠く、天の彼方におられる」と感じておられますか。聖書は「神は私たちと共にいてくださる方」だと教えているのです。
子どもの頃の私は、「神様がいつも共にいたら、お父さんやお母さんの言うことを聞かずに悪いことをしたとき、すぐに見つけて罰を与える恐ろしい方だ」と思ってしまって、神様のことがあまり好きではありませんでした。けれども「神様が共におられる」というのは、今、私が話したような意味ではなく、「私たちを厳しく監視して裁くために」おられるお方ではないのです。
我が家の子どもが小学生の頃、「今頃、学校でどうしているかな」と気になったものです。愛している子どもだからこそ、「心配になり、どうしているかと気に掛かった」のです。私たちの信じる「神様」も、私たち一人ひとりを愛しておられるので、「私たちのことを心に留め、いつも共にいて」私たちに祝福があるように、私たちが悪から守られ、平安であるようにと願い、具体的な助けを与えてくださるお方なのです。
今もあなたと共にいてくださる神様が、あなたを守り、祝福してくださるようにと心からお祈りをいたします。

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