知っているようで知らない

出演者
関根弘興
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2020.01.10
カテゴリ
人物・人生
放送日
2020.01.10
 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。
 イエス様は、地上の生涯の最後の一週間をエルサレムで過ごされました。イエス様のもとに、当時のユダヤ教の一派であったサドカイ人たちが、神学論争をしかけにやってきました。サドカイ人たちは、復活とか死後のいのちを否定していた人たちでした。彼らはイエス様にこう尋ねたんです。「先生。モーセは『もし、ある人が子がないままで死んだなら、その弟は兄の妻と結婚して、兄のために子孫を起こさなければならない。』といいました。ところで、私たちの間に七人の兄弟がいました。長男は結婚しましたが、死にました。子がいなかったので、その妻を弟に残しました。次男も三男も、そして七人までも同じようになりました。そして、最後に、その妻も死にました。では復活の際、彼女は七人のうちのだれの妻になるのでしょうか。彼らはみな、彼女を妻にしたのですが。」こんな質問だったんです。
 サドカイ人たちは、一人の女性が七人の兄弟全員と結婚した場合、復活が起きたら大混乱になる。復活した七人兄弟全員が、一人の女性を自分の妻だと主張して、争奪戦が起こるではないか。だから復活などあるはずがない、考えるだけでも馬鹿らしいではないかと言ってきたわけです。きっと彼らは心の中で、「イエスよ、どうだ参ったか。」と高笑いしたことでしょうね。
 するとイエス様は、「あなた方は、聖書も神の力も知らないので思い違いをしています。復活の時には、人はめとることも、とつぐこともなく、天の御使いたちのようです。」と言われたのです。
 サドカイ人たちは、自分たちこそ知識人であり、聖書を最もよく知っていると自負していました。しかしイエス様は、あなた方は知っているようで何も知らないと言われ、「聖書も神の力も知らないから」だと言われたのです。彼らは、自分の理性こそが万能であるかのように考えているような人たちでした。しかし聖書の神様は、人間の小さな理性の中に閉じ込めることができるような、小さな方ではありません。この世界を創造し、すべてをご存じで、何もないところからもすべてを生み出すことのできるお方です。だからこの方を信じ生きる時、私たちの思いも理性も超えた永遠の希望が与えられて、歩むことができるとイエス様は約束されるのです。

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