あなた方は、神々である

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2025.09.27
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 詩篇 82篇6節
[新約聖書] ヨハネの福音書 10章34-39節
[新約聖書] ローマ人への手紙 13章1節
放送日
2025.09.27

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「あなた方は、神々である」という題でお話しましょう。このことばは、旧約聖書の詩篇82篇6節のことばです。このようなことばです。「おまえたちは神々だ。みな、いと高き者の子らだ」ここで「おまえたち」とは、この地上の王様や裁判官たちのことを指しています。この地上で彼らは神のしもべとして、神によって立てられているので、「神々である」と言われているのです。それではヨハネの福音書10章の34節~39節です。
イエス様が自分を神と主張したことに、人々が「神をけがした、冒涜だ」と非難したことばに対して答えられるのが、今日のお話の中心です。「あなた方が信じている旧約聖書の知恵の書、詩篇に『わたしは言う。あなた方は神々である』という父なる神のことばが書いてあるではないか。神のみ心である神のことばを託された神のしもべたちが、神々と言われているとすれば、父なる神様が聖別して世に遣わされたわたしが『わたしは神の子である』と言ったからとて、どうしてあなた方は『神をけがす者だ』と言うのか」
国を統治する王様や正義を実行する裁判官は、神々と呼ばれ尊厳を神様から与えられていました。伝道者パウロもこのように言っています。「すべての人は、上に立つ権威に従うべきである。なぜなら、神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威は、すべて神によって立てられたものだからである」ですから権威者たちは神によって立てられた神のしもべなので神々と呼ばれたのです。だとすれば、父なる神様から遣わされたイエス様がご自分を当然のように「神の子である」と宣言してもいいではないか、と言っているのです。
そして、こう結論しました。「もしわたしが父のわざを行わないとすれば、わたしを信じなくてもよい。すなわち、わたしの教えを疑うなら、いいでしょう。しかし、もしわたしが父のわざを行っているなら、たといわたしを信じなくても、わたしのわざを信じるがよい。そうすれば、父がわたしにおり、また、わたしが父におることを、知って悟るであろう」
イエス・キリストが、その生涯の中で行った数々の奇跡によって、イエス・キリストが神の子であることを、私たちキリスト信徒は確信しているのです。

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