信仰が救う2

出演者
大嶋重徳
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2025.06.24
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 8章
放送日
2025.06.24

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。今週は聖書のルカ福音書8章から、12年間長血という女性特有の病気にかかって、大金を使って治療しても治る見込みのない一人の女性とイエス様の出会いをみていきたいと思います。病気との戦いが、大変なことであることを私たちは知っています。私も数年前、危険な病気にかかり入院しました。入院が遅れたら脳に問題が起こり、意識障害になっていたと言われました。何日も熱が下がらずに不安でした。いつ良くなるのだろう。自分の立てているあの計画、この予定が何も出来ない。「体調がずっと悪い」心配が心を占めました。
そんな彼女の住む町にイエス様が来てくださいました。彼女は群衆に紛れて背後からイエス様に近づこうとしました。長血という病気は、「汚れている」と当時考えられていた病気でした。人目を避けて生きてきた彼女が人前に出てくることがどれだけ苦痛だったでしょうか。もしここで正面からイエス様の前に出て行ったら、多くの人の目にさらされ、「お前のような女性がこんな人前に来るな」と言われてしまうだろう。
しかし彼女の人生で、最後の最後にここにかけようという決断がありました。彼女の目にはイエス様の背中が見えました。後ろからそっと近づいていく。彼女はそこで「イエス様の着ている衣の裾に触れれば、私は癒やされる」と思っていたのです。こんな信仰は聖書のどこを見てもありません。しかし彼女の「ここにかける」最後の思いが、「衣の裾にでも触れたら治る」と思い込ませたのです。そして近づいていき、ついに彼女は衣の裾に触れました。「すると、ただちに出血が止まった」。彼女の体感にもすぐにわかったはずです。あの自分を苦しめてきた痛みが消えたのです。何人もの医者に見てもらい、多額のお金を使ってきたにも関わらず、止まることのなかった血が止まりました。彼女はわかったでしょう。「ああ今、私は治った」私たちもわかります。熱が下がり、痛みが消え、からだが今日は楽だという晴れやかな感覚。彼女は健康を取り戻しました。
神様は私たちの人生に奇跡をもたらしてくださいます。イエス様を信じる信仰には、「病む人を回復させる」力があるのです。彼女の思い込みのような祈りを神様は聞いてくださったのです。

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