永遠の真実の愛

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2024.11.26
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] イザヤ書 54章
放送日
2024.11.26

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「世の光」の時間です。お聞きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、旧約聖書イザヤ書の53章から58章の各章からお話ししています。
まず、イザヤ書が書かれた時代が、実際にどんなであったか、お話しします。
古代イスラエル王国が、南北に分裂し、北のイスラエル王国は、アッシリアという国に滅ぼされてしまいます。
そのアッシリアは、南のユダ王国にも侵略してきました。そのとき、ユダ王国は、何とか滅びずに済みましたが、その後、バビロンという国が、ユダ王国を滅ぼし、人々をバビロンに連れて行ってしまったのです。
その様な時代にイザヤ書は書かれました。
この王国の滅亡は、ユダ王国に対する神によるさばきでした。
このさばきの目的は、人々に自分の罪を認めさせ、神に立ち返らせることでした。
神は、人を救おうとされているのです。
イザヤ書では、神のさばきの宣告が語られるとともに、すばらしい神の救いのご計画が預言されています。
イザヤ書54章では、神の「永遠の真実の愛」が語られています。
神と人との関係が、夫婦に例えられて語られています。
神を信頼せず、異教の神々を慕っている人のことを、浮気をして夫に捨てられた妻に例えています。
そして神は、真実の愛をもってそんな夫婦の関係を回復しようとする夫に例えられています。
54章8節をお読みします。「怒りがあふれて、少しの間、わたしは、顔をあなたから隠したが、永遠の真実の愛をもって、あなたをあわれむ」
「真実の愛」とは、結婚のときの誓約を守り続けることを意味しています。
人は、神との約束を破ってしまっているのに、神は、ご自分の誓った約束を守り続けておられるのです。
そして、神と人との関係を回復するために、キリストが身代わりとなって十字架で死んでくださったのです。
キリストの十字架に、神の真実の愛があらわされているのです。
神は、イエス・キリストの十字架によって私たちとの関係を回復してくださったのです。

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