真の幸い

出演者
菊地 新
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 病気のとき
  • 眠れないとき
  • 人を許すことが出来ないとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2024.11.02
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 5章3節
放送日
2024.11.02

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「世の光」の時間です。私は山形市にある山形ホーリネス教会の牧師、菊地新です。
今日は、イエス・キリストが語られた有名な「山上の説教」から「真の幸い」についてお話しします。マタイの福音書5章3節をお読みします。
「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです」
この聖書のことばは、一般的な価値観と全く反対です。普通は「富や教養、力のある者は幸いである。なぜなら、彼らはこの世で栄えるから」と考えます。ここで言われている「幸いです」は、物質的な幸いではなく、霊的な幸い、心の祝福のことです。また「心の貧しい」の「貧しい」とは〔破産して借財を払う見込みの全くたたなくなったような貧乏、その日その日の生活にも差し支えるような貧乏〕という意味です。
「心の貧しい」というのは〔自分を救うための何ものも持っていない、全くの無一物(むいちもつ)であることで、従って功績のない者をも顧みてくださる神の恵みである救いを受けなければ、他に救われる道が全くないこと〕をいいます。
かつて私は、一人の男性がクリスチャンになった記事を読んで大変感動したことがあります。その方の家庭の中では、奥様だけがクリスチャンでした。ご主人は奥様が教会に行くのを反対することはなかったのですが、自分が足を運ぶのにはためらいがありました。
その方は学生の時から陸上の長距離が得意で、健康にはかなりの自信を持っていました。
ところがある日、自分の身体に異変を感じ、病院に行って診てもらったところ、ある病にかかっていることがわかり、愕然としました。大いに悩んだ末に、奥様にこう言いました。「僕はこれまで健康に頼って生きてきたけれど、この度健康を失ってしまい、もう頼るものがなくなってしまった。これからは、一緒に教会に行くよ」と。
次の日曜日から教会の礼拝に毎週欠かさず出席するようになり、やがてイエス・キリストを自分の救い主と信じる決心をし、洗礼を受けたということです。
あなたも教会にお越しください。

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