待って良いですか①
- 出演者
- 大嶋重徳
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 不安や恐れを感じているとき
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- アップロード日
- 2024.09.02
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] ルカの福音書 7章18~23節
- 放送日
- 2024.09.02
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。私の担当する今週は聖書のルカ福音書7章から学んでいきたいと思います。
今週の箇所には信仰が揺らいだ洗礼者ヨハネが出てきます。洗礼者ヨハネとは、かつてイエス・キリストについて「私は水であなたがたにバプテスマを授けています。しかし、私よりもさらに力のある方がおいでになります。私などは、その方の靴の紐を解く値打ちもありません」と言ってきました。しかしこの時、ヨハネは国王ヘロデと王妃ヘロデヤの行った悪事を明らかにし、彼らを責めたことで牢に閉じ込められていました。その牢にヨハネの弟子たちが訪ねていって、イエス様がなさった奇跡や、癒やしや、平地の説教でイエス様がお語りになったこと、敵意むきだしの律法学者たちとの激しいやり取りを報告しました。
するとヨハネは弟子の中からふたりを呼び寄せて、イエス様のもとに送り、「おいでになるはずの方は、あなたですか。それとも、私たちはほかの方を待つべきでしょうか」と言わせたとあります。「おいでになるはずの方」とは、メシア救い主を指します。旧約聖書が約束したメシア(キリスト)こそ、イエス・キリストのことだとヨハネは語ってきました。しかし牢の中で彼の心が揺れたのです。確かめたいと思いました。ある人は一度信仰を持ったら揺れることなどないと言います。しかし、人間の心はいつになっても揺れますし、揺さぶられます。
この時ヨハネは牢の中にいました。彼は自分の今までの人生を、牢の中で考えたのだと思います。「本当に自分の人生はこれで良かったのか」ヨハネは信仰そのものを失ったのではないと思います。しかし迷いが生じた。疑いが生まれたのです。ヨハネはこの後しばらくして、首を切られて死ぬこととなります。「自分はいつ殺されるか分からない」と思う状況の中で、自分の人生で語ってきた旧約聖書の「救い主」とは、イエス・キリストのことであったのか、その信仰が揺らいだのです。
このラジオのお聞きの皆さんの中には、「教会に行くと、堅く信仰を持っているように見える人たちがいる。自分は到底、あの人たちのようになることは出来ない」と思われることがあるかもしれません。しかしクリスチャンになっても揺れるんです。今週、信仰者たちの揺れについて、ご一緒に考えていきたいと思います。
今週の箇所には信仰が揺らいだ洗礼者ヨハネが出てきます。洗礼者ヨハネとは、かつてイエス・キリストについて「私は水であなたがたにバプテスマを授けています。しかし、私よりもさらに力のある方がおいでになります。私などは、その方の靴の紐を解く値打ちもありません」と言ってきました。しかしこの時、ヨハネは国王ヘロデと王妃ヘロデヤの行った悪事を明らかにし、彼らを責めたことで牢に閉じ込められていました。その牢にヨハネの弟子たちが訪ねていって、イエス様がなさった奇跡や、癒やしや、平地の説教でイエス様がお語りになったこと、敵意むきだしの律法学者たちとの激しいやり取りを報告しました。
するとヨハネは弟子の中からふたりを呼び寄せて、イエス様のもとに送り、「おいでになるはずの方は、あなたですか。それとも、私たちはほかの方を待つべきでしょうか」と言わせたとあります。「おいでになるはずの方」とは、メシア救い主を指します。旧約聖書が約束したメシア(キリスト)こそ、イエス・キリストのことだとヨハネは語ってきました。しかし牢の中で彼の心が揺れたのです。確かめたいと思いました。ある人は一度信仰を持ったら揺れることなどないと言います。しかし、人間の心はいつになっても揺れますし、揺さぶられます。
この時ヨハネは牢の中にいました。彼は自分の今までの人生を、牢の中で考えたのだと思います。「本当に自分の人生はこれで良かったのか」ヨハネは信仰そのものを失ったのではないと思います。しかし迷いが生じた。疑いが生まれたのです。ヨハネはこの後しばらくして、首を切られて死ぬこととなります。「自分はいつ殺されるか分からない」と思う状況の中で、自分の人生で語ってきた旧約聖書の「救い主」とは、イエス・キリストのことであったのか、その信仰が揺らいだのです。
このラジオのお聞きの皆さんの中には、「教会に行くと、堅く信仰を持っているように見える人たちがいる。自分は到底、あの人たちのようになることは出来ない」と思われることがあるかもしれません。しかしクリスチャンになっても揺れるんです。今週、信仰者たちの揺れについて、ご一緒に考えていきたいと思います。
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