太陽と食物連鎖~私たちを日々生かす神~

出演者
井本祐介
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 死や命について考えているとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2024.08.29
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 5章45節
放送日
2024.08.29

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「世の光」の時間です。東京都羽村市にある、おざく台キリスト教会の牧師、井本祐介です。平日は、中学と高校で理科の教師もしています。 
最初に聖書のことばを紹介します。マタイの福音書5章45節「天におられる…父はご自分の太陽を悪人にも善人にも昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからです」 
私たちは自分の毎日に責任を持ち、懸命に生きていると思います。けれど同時に、私たちには、生かされている、という側面もまたあるのです。 
 みなさんは、動物と植物との違い、何と説明しますか?動く・動かないもありますけれども、もう1つ大きな違いに、光合成が出来るかどうか、自分で栄養を作り出せるかどうか、という違いがあります。 
植物だけが、栄養やからだの材料を自分で作り出すことができます。動物はそれができず、かわりに、植物や、それを食べた他の生き物を、摂取することで、生きています。また植物は光合成の際に、酸素も作り出してくれます。私たち動物は、植物に生かされているのです。 
さらにもとをたどるなら、植物は、太陽の光を利用して栄養を作っています。私たちは太陽の光によって、また、太陽を昇らせてくださる神に、生かされているのです。 
 私たちは、神など関係ないと思っても、気にしなくても、忘れてしまっても生きていくことができます。けれど、聖書に「天におられる…父は、ご自分の太陽を悪人にも善人にも昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからです」とあるように、私たちは生かされているのです。神は私たちの状態によらず、太陽を昇らせ、いのちのための光を注ぎ、恵みの雨を降らせてくれている。神は私たちを気にかけ、片時も忘れていないのです 。
 自分の人生を生きる感覚はとても大切です。でも同時に、私たちは、自分だけで生きていると考えると、高慢になってしまったり、逆に、孤独を感じることがあるかもしれません。けれど、私たちもまた生かされていること、気にかけられていることを、忘れないでいたいのです。願わくは、聖書を開き、私たちを生かしてくださる神を知ってみてください。 

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