逃亡者ダビデの讃美②

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 眠れないとき

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アップロード日
2024.07.27
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 詩篇 56篇
放送日
2024.07.27

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は、旧約聖書、詩篇56篇からお話しします。
イスラエルの王サウルに仕えていたダビデは、まごころから王に仕えていたのですが、主人であるサウル王にねたまれて、いのちを狙われ、逃亡生活を余儀なくされてしまいました。そのうえ、敵であるペリシテ人に捕まってしまいました。ペリシテ人の王の前に出たダビデは、非常に恐れて、王の前でおかしくなったふりをしたので、その場から逃れることができたのでした。
ダビデは、そのときのことをふりかえって詩篇でこのように語っています。
「心に恐れを覚える日  私はあなたに信頼します」
このことばは、ダビデの決心を語っています。神を信頼すると決心したダビデは、この詩篇でさらに大胆な信仰告白をしています。
「神にあって 私はみことばをほめたたえます。神に信頼し 私は何も恐れません。肉なる者が私に何をなし得るでしょう」
何も恐れません、とはなんと大胆な告白でしょう。それは神が自分を守っていてくださることを信じているからこそ言えることなのです。
「みことばをほめたたえます」とはどういうことでしょう。みことばとは神のことばのことです。神は、みことばによって、人に教えられたのです。
神のことばによって、ダビデは神が信頼できるお方であることを知り、自分が罪人であり、神が自分を救ってくださることを知ることができたのです。
「みことばをほめたたえます」という表現は、みことばによって救いを教えてくださる神をほめたたえることなのです。
ダビデは最後に、神様にこのように語っています。
「まことに あなたは救い出してくださいました。私がいのちの光のうちに 神の御前に歩むために」
このみことばは私たちにも関係があります。神は、キリストの十字架によって私たちを救ってくださいました。それは、キリストを信じる者が、いのちの光のうちに神の御前に歩むようになるためなのです。
明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

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